走ろうと思っていたら雨が降り
親父を人質に取られ, ねずみ男の下僕として生活する鬼太郎とニセ. ねずみ男はアパートの隣に引っ越してきた女性を好きになるが, その隣に住むイギリスから来た人狼もその女性を好きになる. 鬼太郎は人狼を利用して水神を退治するが, 隣の女性をねずみ男や人狼から遠ざけるために引っ越しを助言. それに怒ったねずみ男と人狼は鬼太郎を海底に沈めてしまおうとするが, 親父の活躍で脱出し, 仕返しをする
物語の展開が早すぎる感じ. 水神の危機は人狼によって簡単に解決してしまうが, その人狼も簡単に死んでしまう. ニセ鬼太郎も死んでしまったので, 次回に持ち越すネタは全てなくなり, リセットされた状態で来週の話が始まるのだろうが, あっさりと登場人物が死に過ぎているような気がする
断片的な情報の集合から, いかに問題を認識し, そこから成果物のシナリオを構築していくかを, 実例を使って説明した本. その実例はそれほど大規模のものではなく, 本書内で考えるボリュームが少ないのは残念な点だが, 問題に着目し, ストーリィ化していく流れの中にいくつか重要な示唆もあり, 面白かった
前に読んだ「地頭力を鍛える」 では, まず, 枝葉ではなく全体から考えろと書いてあったのだが, 本書ではまず情報集めから行っている. 「地頭力…」を気に入っていたので, 本書の展開は大丈夫かな? と思ったのだが, 本書ではボトムアップ的な考え方とトップダウン的な考え方を織り交ぜながらシナリオ化を考えているようで, それはそれで良い点もあるかな? と感じた
本書で一番興味深かったのは, 事象の因数分解の方法. 「地頭力…」でも同様のことには触れられていて, 「フレームワーク思考」として因数分解が挙げられていた. しかし, どういうふうに因数分解すれば良いのかが, いまいち分からなかったのだ. 本書では, 因数分解の際には一番大きな要素に着目し, 事象からその要素を取り除いたときに何が残るかを考えていけば良いというようなことが書いてあり, なるほどと感じた
また成果物の作り方についても, 受け手の分析が必要であるなど, 当たり前だけどあまり取り上げられてこなかったことにも着目されていて, 興味深い
私がもっと上手に頭を使えるようになることを祈りつつ…
もはや整理術の古典的な本. そもそも分類などできないとし, 時間を検索キーにして検索スピードを向上させる整理術を説いた本. 「アイデア製造システム」などという章もあり, いろいろためになった
実はここ数年, 名刺の整理で困っていた. 名刺が入るクリアポケットをファイルに閉じて使っているのだが, 名刺用クリアポケットの栄枯盛衰が激しく, 名刺が一杯になったから追加を買おうとすると, 前と同じサイズのものを見つけるのに非常に苦労する. 整理する際の統一性も考えたいので, 違うサイズのクリアポケットを混在させるのも嫌. でも良く考えると, ストックされている名刺のうち, 日頃から見ているのは多分 1 割以下であろう. そうならば, 残りの 9 割をきれいに並べて保管しておく必要は無く, 何枚か並べて A4 でコピーすれば薄くなってかさ張らなくなる. そんなことを本書を読みながら考えた
また「アイデア製造システム」については, 以前からぼんやりと考えていたことを明確に指摘されたような気がした. 「取り掛かり」「ゆさぶり」「結晶過程」の 3 段階でアイデアをまとめていくことを説いている. このなかで, 「取り掛かり」も重要だけど, 個人的には「ゆさぶり」も大切と感じた. 日常生活で「ゆさぶり」をどこで確保するか? 確保した「ゆさぶり」にたいして, いつ取り掛かるのか. 他人の「ゆさぶり」にどう力を貸せるか? この辺がポイントになりそうな気がする. 「ゆさぶり」 = 「寝かせる」と考えると, 例えば午後に取り掛かり, 夜に文字通り寝かせて, 翌朝に結晶化とか, 週の後半に取り掛かり, 週末に寝かせて, 翌週前半に結晶化など, いろいろ考えられる
日誌の電子化についても触れられていたが, 私も昨年暮れから howm で日記を書いている. 書き始めてから 2 か月たち, 過去の仕事をいつやったか調べるなど, 役に立つ場面が出てきている. ただ悔しいのは, 野口はこれを 15 年前から行っているということだ…
朝起きてちょっとそこまで走ったぞ
時間管理に関するノウハウを解説した本. 時間管理における大事なことの端緒が, 網羅されているように感じられた. 時間管理について悩んでいる人が, 考えを深めるのに役立ちそうな本である
私自身も雑誌や本で時間管理に関する知識を得てきたが, 例えば「ひとまとまりの時間を確保する」とか, 「すきま時間には発想するのがよい」など, 1994 年という出版時期を考えると, 類書に先んじてこれらのノウハウが説明されているような気がする. 多分, 筆者がそれらについて思い付きではなく, 系統的に考えてきたためであると思う
筆者は独自の手帳を考案しているが, 私も手帳について悩むところがある. 短期的には 1 日のスケジュールを, 長期的には 2 か月程度のスケジュールを一覧したいと思っているのだが, 両者を 1 つの手帳で管理できず, 結局は短期用と長期用 (厳密にいうと, それに加えて 1 週間程度の中期用のもある) と分けて管理している. 筆者曰く, 1 日ですべき仕事は頭の中でスケジューリングできるということだが, 私はある作業に実働として何時間割いたのかを記録しておきたいので, 1 日のスケジュールも欲しいと思っている. しばらく, 悩みます
ある人がアメリカへ行っているうちに, その人の家に鬼太郎が住み着き, 地下にいる幽霊の話し相手になっていた. その人が帰ってきて, 鬼太郎たちを追い出そうとするが, 失敗する
これまでと雰囲気が少し違い, また音楽が非常に印象的で, 独特な感じだった. 幽霊界で鬼太郎がだいぶ有名になってきた様子が伺えた
昨年購入したある本に落丁があったことに気付き, メールでその旨を連絡したら, すぐに新品を送ってくれた. しかも, 私が購入したよりも新しい版のものを送ってくれたので, ちょっと得した気分
ネットで無料のサービスで, ある物を送ってもらったのだが, 宅配便の配送経路情報ではポスト投函済みになっているにもかかわらず, 物が届いていない. 宅配便に電話して確認をお願いした. でも, しばらくたって再度電話したら, 宅配便側からネットの会社に連絡して, 再注文の手続きを取ったとのこと
クレーマー?
出張のとき, 少し時間があったのでデパートの中をうろうろしてみたのだが, ルービックキューブ で 3x3x3 ではなく 4x4x4 や 5x5x5 というのを見た. 4x4x4 までは知ってたけど, 5x5x5 は初めて見た
小学生の頃, 3x3x3 については本物も偽物 :-) もあったけど, 結局は 6 面を揃えられずに終わってしまった. 5x5x5 については, 揃え方にも興味あるが, それ以前に中の構造に興味津々. 売り場でしげしげと眺めたけど, よく分からなかった :-p
ルービックスネークも, 家にあったっけ
春闘で早く職場を追い出され
非常食として SPAM を買っていたのだが, 賞味期限が近付いてきたので, 缶を開けて食べてみた. 初 SPAM
油を気にしなければ, 生でも食べられるし, 火を通しても食べられるし, 結構おいしい. 炒めると, とめどなく油の泡が出てくるのだが, これは油が多いからなのか? それとも気体か何かなのか?
常日頃, 人がうまいと感じるのは日本のうま味成分 (昆布や鰹のダシ) と油 (ドレッシングなど) と思っていたのだが, 似たような記述を最近どこかで見掛けた (そこには, うま味成分と油に加えて, 糖分もあったかも). SPAM のおいしさは, 油か?
会社から早く帰れた (帰された). 読む本がなかったので, 乗換駅にあるブックオフで, 文庫本を購入. 200 円× 2 冊のつもりが, 500 円分購入するとくじを引けるということで, 105 円の本をさらに 1 冊. その 1 冊がなかなか決まらずに, しばらく悩んでしまった :-)
で, 当たったのは 20 円の金券 :-p 私の金銭感覚が狂ったか?
どんな本を買ったかは, そのうち書きます
大量の花粉を告げる天気予報
朝, NHK の天気予報で花粉が大量飛散することを知り, 今年初のマスク通勤. 会社に着いて, 喉はかゆいし, 鼻水は出るしだが, マスクで多少は緩和されたのだろうか?
いつもマスクをしている会社の人が, 今日はマスクを外していたので「大丈夫ですか?」と聞いたら, その人はマスクのレベルを通り越して, 薬を服用しはじめたらしい
久しぶりに万歩計を使おうと思ったのだが, 電池が無くなっていた. 一昨日の日曜日に電池を交換し, 今日は会社に着けて行ってみた
帰ってくるまでで, 12000 歩を越えるくらい. 通勤時間が長いというのもあるけど, 平日でもまぁそれなりに歩いていたのだなぁと実感
しばらく, 記録を取ってみます
ロシア人のアルコール好きの様子や, 筆者が接したゴルバチョフやエリツィンなどについて好き放題 (?) に書いた本. 国が違うと, こうも違うのか! という驚きと, 国の指導者と言っても所詮は人間なんだなということをしみじみと感じた
私は大学で第 2 外国語としてロシア語を選択していて, ちょうどその頃, グラスノスチなどの言葉がはやっていた. でも私から見えていたロシアは表面的なもので, 見る人によってはいろんなふうに見えるのだなぁということを思った. この人の口から, 今のプーチンについての話が聞けないのが, とても残念
今日もまたマスクを付けてご出勤
吸血鬼ジョニーが総理大臣の血を吸おうとするが, 総理大臣は護衛に鬼太郎を雇う. 鬼太郎はジョニーに捕まり, 薬品で溶かされてしまうが, 親父に何とか救出される
救出された鬼太郎だが, すぐには元の姿に戻れず, 恐山で 3 年間水に浸かる必要があるとのこと. 気の長い話…
通勤に使っている定期券を, 新しくした. 3 社の路線をまたいでいるため, 電車の定期券は 2 枚. JR も私鉄も, 自販機に現定期券とお金を入れるだけで, 新しい定期券を入手できた
申込書などをいちいち書かなくて済んだので, すごく楽. これが時代の進歩か?
晴れていて今日も花粉が飛び交って
床屋へ. カットのみ 2000 円也
髪の毛を切ってもらいながら見ていた TV で, 田原総一朗が政治家たちと話をしていたけど, 田原が CM の前で極端な二者択一を政治家に迫って言質を取るというやり方が, 田原自身の考えた論理展開を無理矢理相手に押しつけているようで, 安っぽく感じた
製造業の 2007 年問題というと, 主に製造現場での暗黙知を持っている人の一斉退職により, 製造現場のノウハウなどが引き継がれなくなるという問題を指すと思う. でも, 製造業の暗黙知って, 製造技術に関するものだけなのだろうか?
最近, 研究者や設計者にも暗黙知があるとしたら, それは何だろうか? と考えている. その 1 つには, 研究の進め方や, 設計のやり方があると思う. 大枠のやり方は決められている場合も多いと思うが, 細かな部分は割と個人の裁量に任されているのではないか? でも裁量部分を裁量としてのみ捉えていては, 自分と同じ体験を, 次世代の人も同じように体験することになってしまい, 効率が悪い. 体験しないと分からない部分もあるかもしれないが, 体験しなくても構わない部分まで体験する必要は無い
自分の裁量の部分を, どう抽象化し, 形式知化すれば良いのか? 他人の経験を, どうすれば自分の活動に生かせるのか? 自分の経験を, どうすれば次世代に引き継げるのか? 立場を変えて, 先代の経験を自分が引き継ぐ方法としては, 先代の仕事を見ながら「自分だったらどうするか?」を常に意識し, 先代の方法と自分の考えを比較するというものがあるだろう. よく仕事で「1 つ上の立場で物を考えろ」と言われるが, 先代の暗黙知を引き継ぐという観点でも, このことは有効だと思う
先日, 万歩計を使い始めた のだが, 結局何歩歩いたのかというと,
平日は 10000 歩を越えており, 休日はその半分. 今回の休日は, 10 分程度のランニングと 20 分程度の徒歩があったおかげでここまで歩いたが, それがなければ 2000 歩以下という感じか?
もう少し続けてみて, 出張の日に何歩歩いたかとか, 調べてみたい. 体重も量ってみようか…
残業と思っていたけど早く帰社
昭和初期, 古本屋を営む木島が折口の名を騙って執筆する本には, 軍と密接に関係し, 人倫よりも技術を優先する組織の不思議な活動が記載されていた. そんな木島たちに巻き込まれていく折口を描いた本. 想像の枠すら越えた, ありえない話が淡々と描かれていて, その淡々とした描写が却って真実味を増しているような不思議な話で, 面白かった
昭和初期という時代は, 昨年読んだ帝都物語とも一致しており, 2.26 事件の記述などは歴史に疎い私でもなんとなく理解できた
ロンギヌスの槍は, 単語としてはエヴァで聞いていたけど, それが何なのかはこの本で初めて知った, 恥ずかしながら :-)
本編も面白いけど, 自らのことを語った文庫本版あとがきにも興味津々でした (こういう本で歴史に興味を持ってはいけないのだ :-)
朝起きて晴れで花粉が飛んでいて
通勤中, 新聞を読み終えると, 最近は英語の勉強として英語の Podcast を聞いている. 聞きはじめて気付いたのだが, 音を一生懸命に聞こうとすることで, 集中することができる
特に, 朝に音を聞いて集中することで, 頭を仕事モードに切り替えられるような気がする
兵庫県立美術館 で行われている「ムンク展」に, 駆け込みで行ってきた. ムンクと言えば誰でも知っている「叫び」が思い出されるが, それ以外にもたくさんある陰鬱な絵が展示してあり, ムンクの絵をたくさん見られたという点では楽しかった
ただ, 全ての来場者が期待していたと思われる「叫び」は, 複製が展示してあるのみで, 非常に残念. 「叫び」はノルウェー国外へ出すことはできないのか?
せっかく神戸へ行ったので, 菊正宗, 櫻正宗, 浜福鶴, 白鶴 の資料館を見学. 展示内容や売店の様子は各社各様だが, 個人的には白鶴の資料館が分かりやすく, 菊正宗で試飲したお酒が (アルコール度数が高すぎないという点で) 好みかな?
ワインには昔 (?) から「ソムリエ」がいたり, 年によっての当たり外れが世界的に話題になっているが, なぜ日本酒はそこまで盛り上がらないのだろう? ワインが盛り上がっているように見えるのは, 日本の西洋礼賛に過ぎないのだろうか? なんて, 半分酔った頭で考えてみたりした
東京がブリガドーンに覆われ, 中では, 人間は非難していなくなった街に妖怪が住みだす. おやじがブリガドーンのエネルギを発生させている装置を破壊し, 街は元に戻る
ブリガドーンに覆われた東京は, 小松左京の首都消失みたいな感じ. 中に取り残された水木一家が妖怪たちと仲良く生活するシーンは, 漫画で読んだような記憶がかすかにある
座ってる時間が長いと腰にくる
外面は平和に保たれた日本の, その理不尽な裏側の出来事に怒りを感じた海上自衛隊の護衛艦艦長が, 北朝鮮の浸透員と手を組んで日本政府を脅し, その理不尽な現実を公開させようと迫る話. と書いてしまうと艦長の視点しかなくて不十分かもしれないけど, そんな艦長に, 叩き上げの伍長や, その野望を阻止するために送り込まれた人々が絡まっていく話. 本文のラストにも触れられているけど, 世界から見たら諸外国に振り回されている感のある日本だけど, 日本の内部ではそれなりに団結していて, 日本人の良さ (と, それに表裏一体の悪さ) を再認識させられた
福井晴敏の本では, 以前 Twelve Y.O. を読んだことがあった. どちらも最後に, スパイ衛星の映像がキーになっていることに気付き, 1 人でにんまりとしまった :-)
仕事における自分の能力の限界とか, 権限の限界は, 割と自分で決めてしまっていることが多いような気がする. 後になって自分の仕事を振り返ると, その当時の当事者の主観的な観点から見ると妥当だと思っていたやり方が, 現在の第 3 者的な客観的な観点から振り返ると必ずしもそうではなく, もっと他にやり方があったなぁ…と思うことが, 最近よくある (ダメじゃん)
じゃあ, その壁を越えるにはどうすれば良いかというと, 自分を客観視できるようになればいいのではないかと思う. 内側からばかりではなく, 外側から自分を見ることで, 壁を越えるきっかけが見付かるかもしれない
単に「第 3 者の視点」といっても難しいので, 例えば一番身近な第 3 者である「上司」の視点で自分を見ると, 壁を越えやすいのではないだろうか? 上司の能力, 上司の権限を想定して自分を見ることで, 自分が引っかかっていた壁が見えるようになるのではないか?
おたより, お待ちしています