ディスクの中の住人たち (98-11)

Note PC に入れたアプリケーション達の記録です. 初めはそれだけのつもりでしたが, 最近はいろいろ書いてます (^^;



1998/11/30

leafnode (leafnode-1.4.tar.gz)

[Let's note mini] 下の slrn は, slrnpull と組み合わ せると何故かうまく動かなかったのですが, NNTP サーバと直に繋げ ると, きっちりニュースを読むことができました. なら, ローカルで NNTP を話せるソフトを入れればいいかなぁと思って, leafnode を試 してみます. leafnode の説明を読むと, ユーザが少ないほど, 他の サーバよりも優れた性能を発揮するとあります.

コンパイルは, Makefile を編集 (といっても, いじるのは数箇所) し, make install. コンパイル自身もすぐ終わるし, イ ンストール後の設定も簡単. 家でインストールしたので, NNTP サー バとの接続試験などは, 明日以降のお楽しみ (^^).

ちなみに, gn & gnspool は成功 しました (^^)v. それなのに leafnode + slrn の環境を作ろうとし ているのは, ニュースリーダ gn がイマイチだったからです (^^;;. 一段落したら, この辺のまとめを書きますね.

1998/11/29

gn & gnspool ( gn-1.40.tar.gz)

[Let's note mini] 下の slrn & slrnpull と同じく, ニュースリーダーの gn と, 手元にニュースを持ってくる gnspool. 結局 slrn をうまく使うことができなかった (;_;) ので, これを試してみます.

コンパイルは, あっけないほど簡単かつ短時間で終了. 動作テス トは, 明日, NNTP サーバに繋いで試してみます.

1998/11/28

slrn & slrnpull

[Let's note mini] 前に入れた slrn & slrnpull で, 実際に NetNews を読めるように設定しました. 結構, 簡単でした (^^)v. ただ 1 つ分からないのが, 1 度 slrn を起動して, 未読の記 事を残して終了させたとき, 再度 slrn を起動したときにどうやって 読むのか, ということです. 多分 .jnewsrc.time というファイルが キーだと思うのですが…. どうやら FAQ 文書がどこかにあるらしい ので, 探してみます.

1998/11/27

新パソコンがやってきた (^^)v

[V400HS] 実験の制御用に AT 互換機が 1 台必要になっ たのですが, 適当な (制御自体は単純なので, 数世代前で十分) パソ コンが手に入らないので, 今使っている IBM マシン を実験に回し, 日 常用作業用に 1 台購入することになりました. それが, ディスプレ イで有名な飯山電機のマシン (^^;

HDD 6GB の Windows98 プレインストールマシンなので, 早速 fips して 3GB + 3GB に分割しました. 何をするのか, お分かりですね (^^)

1998/11/24

Linux 専用ケース (?) 発見

韓国にある Hansan System Co., Ltd. COMDEX/Fall '98ペンギンがデザインされたケース を展示しているそうです. どこかのお店で, 仕入れません か?

学内にミラーサーバが (^^)

JLUG のミラーサーバが, 学内 ( http://u-tokyo.www.linux.or.jp/) にできてました (^^). すっごく快適です.

1998/11/23

tcp_wrappers ( tcp_wrappers_7.6.tar.gz)

[Let's note mini] 特定のドメイン, IP アドレスに対して, TCP なサービスを許可した り制限したりするソフト. ssh を入れよ うとしたとき に, tcpd.h が無かったので, 新たに入れてみまし た.

付属の README やシステムの /etc/inetd.conf を見てみると, Slackware は README でいうところの advanced なインストー ルがしてあるようです. なので, Makefile 中に REAL_DAEMON_DIR=/usr/sbin という設定をして, make linux. で, インストール用のコマンドが無い (^^; ので, できたバイナリを手動で /usr/sbin に移動したり, ヘッダや ライブラリを所定の位置に移動したりしました.

ssh1 ( ssh-1.2.26.tar.gz)

[Let's note mini] 前にも入れました が, tcp_wrappers の tcpd.h を 入れたので, ./configure --with-libwrap でコンパイル し直し.

ssh2 ( ssh-2.0.11.tar.gz)

[Let's note mini] と一緒.

1998/11/21

ssh1 ( ssh-1.2.26.tar.gz)

[Let's note mini] 前にも入れました が, 私の周囲のマ シンの多くには, バージョン 1 が入っているのがわかったので, バー ジョン 1.2.26 を入れてみました.

tcp_wrappers を噛ませようと思い, ./configure --with-libwrap とし たんですが, make 時に tcpd.h が無い と怒ら れてしまいました. /usr/lib/libwrap.a などはあるんですが…. 後で, tcp_wrappers も入れ直そうかなぁ…

ssh2 ( ssh-2.0.11tar.gz)

[Let's note mini] 前にも入れました が, バージョンが 上がったので, 入れ直しました. また ssh1 と同居するために, /etc/ssh2/ssh2_config に Ssh1Compatibility, Ssh1Path の設定を しました.

ncurses (ncurses-4.2.tar.gz)

[Let's note mini] ncurses のバージョンを下げた せいか, info や setterm などのコマンドが文句を言うようになりま した. なので, 腹を括って ncurses の新しいのをコンパイルしてみ ました.

./configure --prefix=/usr --with-shared の後, make. 前にインストールしたものをすべて削除した後に, make install.* を実行.

で, 前に入れた Lynx を動かして みると, 様子が少し変です (;_;). NetNews で小耳に挟んだ, Lynx 2.8 + ncurses の動作が変 という奴でしょう. Lynx 2.7.2 に戻 そうかなぁ…

Lynx 2.7.2 (lynx-2.7.2.tar.gz)

[Let's note mini] 上でぼやきながら ディスクの中 をさまよっていると, lynx-2.7.2.tar.gz が消されずに残ってました (^^) ので, 入れてみることにしました.

面倒な userdefs.h は, 2.8 をコンパイルしたときのものをその まま流用し, make linux-ncurses でコンパイル. 途中, LYCurses.c のコンパイルでこけたので調べてみると, ヘッダの ncurses/curses.h が無いのが原因のようで, これをただの curses.h に変更したら make が通りました (^^)v. 動作も快調で す.

tkTable ( tkTable2.2.tar.gz)

[Let's note mini] Tcl/Tk の Tk に, テー ブル (表) の機能を付加するライブラリ. 使うかどうかわからないけ ど, 面白そうなので入れてみました.

PGP (pgp50i-unix-src.tar.gz)

[Let's note mini] データを暗号化したり, メールに署名をしたりするソフト. 前から興 味があったので, 入れてみました.

コンパイル & インストールは至極簡単で, 一本道. 一番気を つける点は, 米国以外で利用可能な国際版を入手する ことかもしれない.

インストールしたら, まず pgpk -g で自分の公開鍵/ 秘密鍵のペアを作成します. そうしたら後は暗号なり, 署名なりをす れば良いのですが, 今のところ使い道がありません (^^;. 署名メー ルが欲しい人は, 御連絡下さい (^^;;.

はぁ (;_;)

実は, 操作ミスで全てのファイルを消してしまいまし た. ほとんどは別のサーバにファイルを置いてあるので被害はありま せんでしたが, 11/2111/14 の文章は, 公開する前に消えてしまいまし た (;_;). インストールのメモを見ながら再現しましたが, インストー ル直後の興奮, 失敗したときの悔しさ (^^; などが文章に感じられな いかもしれません.

単純ミス (コマンドの打ち間違え) でファイルを全消去してしま うなんて, やっぱり, まだ小さいキーボードに慣れていないのかなぁ….

1998/11/14

ispell (ispell-3.1.20.tar.gz)

[Let's note mini] 英単語をチェックしてくれるソフト. Slackware にも付属してますが, ソースからのコンパイルにトライ.

何か, コンパイルのための設定が難しいです (;_;). 一通り設定 して make all しても, うまくいきません. なので, コ ンパイルは諦めて, Slackware から pkgtool を使って入 れました (T_T).

PostgreSQL (postgresql-6.4.tar.gz)

[Let's note mini] 前からデータベースに興味があったので, バージョン 6.4 が公開さ れるのを待って, インストールしてみました.

インストールは, まず専用のユーザを作ってからになるので, 少 し面倒かも. ./configure --with-tcl -with-mb=EUC_JP で設定して, コンパイルしました.

で, 自分を PostgreSQL のユーザに登録しないといけないんです が, しばらくドキュメントを grep して, createuser -d msato を見つけました.

SQL を体系的に勉強するためには, 適当な参考書があったほうが いいかなぁと思いますが, じっくり勉強するほどの時間が無いのが現 状かも (;_;). 将来的には Tcl/Tk でフロントエン ドを作ったりしたいんですが…

1998/11/10

/etc/vfontcap の設定など

[Let's note mini] JF の JPprinting-mini-HOWTO や PJE の文書を参考にして, /etc/vfontcap などの設定をしました. 何をどう設定 したのかは, 内緒 (^^;

gd (gd1.3.tar.gz + gd1.3.kanji.patch-fix1.1.gz + gd1.3.kanji.environ.patch)

[Let's note mini] C 言語などで, GIF ファイルを取り扱うことができるライブラリ. 日本語化パッチも当てたので, VFlib を経由して日本語を扱うことも できそうです.

で, 早速 gnuplot を作り直そ うと ./configure したのですが, gd を認識してくれま せん (;_;). ま, 日本語の pbm 出力が可能ですので, 深く追求する のは止めることにしました.

tidy (tidy01sep98.tgz)

[Let's note mini] HTML 文書を小ぎれい (tidy) にしてくれるソフト. コンパイルは簡 単なんですが, 出力の形式が私の好みに合わない (^^; ので, インス トールは止めました.

ana ( ana-j.zip)

[PC-750] ほとんどの人には関係ないことですが…

実験に, 横河電機 の計測器を使っています. アスキー形式ででもデータは保存できるの ですが, 容量も食うし, なにしろ遅い (--;). というわけで, フロッ ピーにバイナリで保存します. そうは言っても, 解析するときにはア スキー形式のデータが必要なわけなんですが, 横河電機のページでは, バイナリデー タをアスキー形式に変換する MS-DOS 向けのソフトがソース 付きで 公開されてます.

ここで取る手段は 2 つ. 1 つは dosemu から利用するというもの. もう 1 つは, Linux 上でコンパイルして使ってしまうというもの. と りあえず安易に, 後者を選択してみました.

もらってきたファイルの zip を解いて, ファイル名の大文字を小 文字に改めて, 改行コード & 文字 コードをコンバート. とりあえず gcc でコンパイルしてみましたが, "ana.c 中の strnicmp なんて知らない" というエラーが 出ます. 調べてみると, "strncmp" ならあったので, それで置換. 再びコンパイル すると, 無事通りました (^^)v.

でも, 喜ぶのはまだ早くて, あるオプションを指定したときに, type がどうとかこうとかというエラーが出ました. type, type, type … と考えていると, MS-DOS コマンドの type かなぁと思いまして, anrzstr.h 中のそれらしき "type" を "cat" で置換. すると, 今度こそはきちんと動いてい るようです (^^)v.

以前, 別の測定器のメーカさんに, 「付属のソフトでバイナリ→ アスキーの変換をするのは面倒だから, バイナリデータのフォーマッ トを教えてくれ」と言ったら, その場で断られてしまったことがあり ました (^^;;. 別に, (一部の?) ワープロソフトのように, データ形式で飯を食っている というわけじゃないんだから, 今回みたいに公開してくれてもいいと思うんですがねぇ…

1998/11/09

readline (readline-2.2.1.tar.gz + readline-2.2.1.jpatch.980724.gz)

[Let's note mini] 下の Gnuplot+ で使うライブラリ です. Bash にも付属している (?) ようですが, 入れてみました.

Gnuplot+ ( gnuplot-beta347.tar.gz + gnuplot3.6b347+1.1.8.patch.tar.gz)

[Let's note mini] グラフ書きのの必須ソフト. ドキュメントをよく読むと, この "+" ではかなりいろいろできるようです. 知りませんでし た (^^;; VFlib と readline のオプションを付けて, configure し ました.

なお, 漢字パッチ付き gd がインストールされ ていると, GIF 出力のときにも日本語が使えるようなので, 近日中に それを入れて, 再コンパイルをするかもしれません.

読売新聞の夕刊

読売新聞の夕刊に, 寄稿だと思いますが, リチャー ド・ストールマンがリナックスを開発している ように読める記 事がありました.

1998/11/08

ssh (ssh-2.0.10.tar.gz)

[Let's note mini] ssh は先日入れました けど, 新しいのを見つけてしまったので, こういうのは新しい 方が良いだろうということで, 新しいのをインストール.

前回のインストール時には, 実はあんまりマニュアルを読んでい なかった (^^; のですが, SSH2.QUICKSTART というファ イルを読むと, 使い方がよくわかります.

周囲のマシンにも ssh2 を入れないと, いつまでたっても秘密通 信が楽しめません (^^;.

Netpbm ( netpbm-1mar1994.p1.tar.gz)

[Let's note mini] 画面のダンプをしようと思い, xwd -root まで打って から, それ以降のコマンドをインストールするのを忘れていることに 気づきました (^^;. というわけで, ファイルが古いようですが, 使 い慣れたこれをインストール.

マニュアルに従い make depend までやったあと, p?m/Makefile を確認すると, pbmppmMakefilergb.txt のパスがおかしいのに気づき, 手で直して make. まだ使っていないけど, 大丈夫かなぁ…

ファイルのコンバートというと, ImageMagic も有名ですね. 日付 から想像するに, Netpbm の改良は止まっているようにも見えるので, ImageMagic も試してみたいです.

Tcl/Tk ( tcl8.0.3.tar.gz + tcl8.0.3jp1.1.patch.gz + tcl8.0.3jp1.1-1.1fix1.patch.gz, tk8.0.3.tar.gz + tk8.0.3jp1.1.patch.gz + tk8.0.3jp1.1-1.1fix1.patch.gz)

[Let's note mini] 窓関係を簡単に操れる言語の Tcl/Tk です. 正確には, 窓を操るのは Tk であり, Tk を利用できる言語も Tcl だけではないのですが, Tcl の sh (bash) 的な記法を, なんとなく気に入っています.

たくさんパッチを当てていて, 一見複雑そうに見えますが, パッ チを当てる順番さえ間違えなければ, コンパイルは一本道なので難し くないと思います.

ついでに FAQ で見つけた「Hilit 19 Tcl mode」という設定を, .emacs に付加. これで, Tcl/Tk のプログラミングが もっと楽しくなるのかな?

sgml-mode もカラーにしたい

HTML を編集するときなどの sgml-mode もカラーにした いと思い, の tcl-mode での例 を参考に, こんな設定をしてみました.

(hilit-set-mode-patterns
 'sgml-mode
 '(("<!--.*-->" nil comment)
   ("<[^!>]*>" nil keyword))
)

もっといい設定をご存知の人がいらっしゃいましたら, 教えて下 さい.

1998/11/07

ncurses ( ncurses-1.9.9e.bin.tar.gz)

[Let's note mini] Slackware 3.5 の ncurses はバグ持ち だそうで, Lynx のコンパイルに失敗 (;_;) したりしてました. Lynx のほうは PJE から slangj を入 れて対処したのですが, どうも slang 版 Lynx が気に入りません (^^;. そこで, 慣れた ncurses 版 Lynx を作成すべく, まず ncurses をインストール.

ライブラリのインストールは, ちょっとドキドキしてしまう (^^; ので, バイナリで転がっていたものを, マニュアル通りにインストー ルしました.

(翌日補注) 起動時に /etc/rc.d/rc.M から呼ばれ る setterm が文句を言うようになりました. うるさい ので, コメントにしてしまいました (^^;. どうせノートなので, 画 面を暗くするくらいなら, 電源を切ってしまいますし.

Lynx 2.8 (lynx2-8.tar.gz)

[Let's note mini] というわけで, Lynx インストールの雪辱戦です. バージョンは, 最新 の 2.8 にしてみました. いつも通り, 面倒な userdefs.h などを編集した後, ./configure --with-screen=ncurses とやって明示的に 指定. make して実行ファイルを作ると, きれいに動いて くれたようなので, make install (^^)v

ちなみに, 何故 slang 版 Lynx が気に入らなかった (^^; かとい うと…

1998/11/03

c-sig (c-sig.3.7-beta.tar.gz)

[Let's note mini] Mew でメールを書く ときに, signature の挿入を容易にしてくれる Emacs Lisp. 複数の signature を選択したりすることが可能です.

1998/11/02

slang (slang1.2.2.tar.gz + slang1.2.2jp0.pat.gz)

[Let's note mini] NetNews を読むのに slrn を入れようと 思った のですが, PJE からイ ンストールされる slangj が 0.99.38 であるのに対し, slrn が要求 するのは 1.0.3 以上 (;_;). というわけで, 新しい slang を探して インストール. 実行ファイルは ELF なので, ELF を選択してインス トール. そして最後に ldconfig -v.

slrn & slrnpull (slrn0.9.5.2.tar.gz + slrn0.9.5.2jp1.pat.gz)

[Let's note mini] ニュースリーダ. どっちかというと, ローカルでニュースを読むため に slrnpull が欲しかったので, これを入れてみまし た.

コンパイルは, JED のオプションを外す よう にしたら, うまくいきました. ただ, まだテストしていないので, 何 とも言えません (^^;.

1998/11/01

ssh ( ssh-2.0.9.tar.gz)

[Let's note mini] rlogin などの通信を暗号化するソフト. バージョン 2 には sftp という ftp を暗号化するク ライアントまで付いてきました.

インストールは簡単. インストール後, システム起動時に自動的 に sshd2 が走るように /etc/rc.d/rc.local を編集したり, /etc/inetd.conf を編集して, 外部からの rlogin を不可能にしたりしました.

Wget (wget-1.9.3.tar.gz)

[Let's note mini] HTTP や FTP を利用して, 非インタラクティブに (要するにコマンドか ら) データを収集するもの. 以前は batch-fetch-recursive という Perl スクリプトを利 用していたのですが, Wget の名前もよく見るので, こっちを試して みようと思いました. HTML 化されたオンラインマニュアルなどを, 一括して取り寄せるときなどに便利です.



うさぎうさぎ印

m@sa.to or msato@iis.u-tokyo.ac.jp