日記

2006 年 11 月 02 日

唐突に休みを取って 4 連休

[misc] 3 年前に登録したネットバンキング

3 年前に銀行口座を開設したときに, 店の人に言われるままに開設したネット口座があったのだが, 今の今まで使っていなかった. だが最近, 必要になってきたので, 当時の資料を机の底から取り出して, 初期設定をしてみた. 一応, 素直に受け付けてくれて, 残高などを確認できた

以前, 別の銀行でもネット口座を開設したのだが, 今回の銀行とブラウザの使用感がまるで違う. 通帳のように, どこも同じようなフォーマットだと楽なんだけど…

[misc] 劇パト 2 が現実に

劇場版パトレイバー 2 で, ベイブリッジ (?) を破壊した戦闘機を撮影した低解像度の映像から, 画像処理によって鮮明な機影を再現していたシーンがあったが, それを実現する技術が開発された ようだ

いや, そういう目的で使用する必要がないほうが良いのだが

2006 年 11 月 05 日

河豚を食べ, ただ河豚を食べ河豚を食べ

[trip] 鳥羽方面へ

1 泊 2 日で鳥羽方面へ. 初日の昨日は, 船で答志島へ行き, そこで 1 泊. 首塚, 胴塚などを巡り, 夕食は河豚三昧. 旅館の人が言うには, ぼちぼち天然物が捕れだしたとか. 伊勢海老の刺身もおいしゅうございました

2 日目の今日は, 大学駅伝 (名古屋→伊勢神宮) にもめげずに, 伊勢神宮 (内宮, 外宮) や猿田彦神社へ. 伊勢神宮は思ったよりこじんまりとした印象を受けたが, だだっぴろい駐車場が車でぎっちりと詰まっている様子はさすがだった. なお, 「神宮」だけで伊勢神宮のことを意味し, 特に他と区別したいときは「伊勢の神宮」などと言うらしい

帰り道, 大学駅伝を先導したと思われる白バイと一緒になり, 思うように車のスピードを出せなかった

[museum] 御木本真珠島

鳥羽へ行ったときに, 御木本真珠島に寄ってみた. 入場料 1500 円は少し高いかも. 今年の 1 月にも真珠の展覧会へ行った ので真珠に関する知識はある程度持っていたが, 真珠を作っている奔馬の展示だけあって, 例えば真珠ができるまでの説明や, できた真珠の選別方法の説明は面白かった

例えば, 貝に異物が入っただけでは真珠はできないということを初めて知った. 真珠層を作る貝の組織の一部が脱落し, それが成長して異物を覆わないと真珠はできない. なので貝に真珠の核を入れるときには, その組織の切片を一緒に入れる (その組織は別の生きた貝から取り出される) 必要がある

また真珠を選別する際は, 実際にネックレスなどの出来上がりを想定して, 似た色の真珠を並べていく. そして選別したときに並べた順番で, ネックレスが作られる

こんなに手間がかかる (そして真珠の歩留まりは 5% 程度と高くない) ことが, 真珠の値を上げているのだろう. 機械の目での選別は, 難しそうだなぁ…

[misc] ベーゴマ

内宮の おかげ横町 というところで, ベーゴマを売っていたので, 思わず購入. まだベーゴマを作っているところが残っていたのかと, 少し感動 (ちょっと調べたら, 日三鋳造所 という日本唯一のベーゴマ製造会社の web page が見つかった)

私が小学生の頃, 友人がたまたま持っていたベーゴマが欲しくなり, 近所のおもちゃ屋に行って父に買ってもらった. ベーゴマがはやったわけではなく, それ以降その友人とベーゴマで遊んだこともなかったのだが, 何となく独りで練習して, 回せるようになった

で, 今日, 紐に結び目を作って回してみると, すんなりと回った. 昔とった杵柄というやつか

2006 年 11 月 10 日

今週は出張の日が多かった

[trip] JR に対する不満

今, JR 東海のエリアに暮らしているのだが, 仕事的には JR 西日本や JR 東日本にも縁がある. 先日, JR 西日本エリアで, 2, 3 日後の出張のための新幹線の切符をカードで購入した. でもキャンセルになってしまったため JR 東海の駅で払い戻そうとしたのだが, 払い戻しは受け付けてくれたものの, 実際の返金処理は JR 西日本の駅でないとダメとのことだった. 期間は, 払い戻しの受け付けをしてから 1 年以内とのことだが, なんだかなぁという感じ

そういえば, 新大阪駅では, JR 東海と JR 西日本でカウンターが別になっている. 新幹線の自動券売機も別. 東京駅の場合, 東北新幹線と東海道新幹線はホームが違うので分かりやすいが, 新大阪駅では東海道新幹線も山陽新幹線もほぼ同じホームだし, 相互乗り入れ (っていうのか?) している. なのに窓口が別. 何となくややこしい

新幹線のオンライン予約のためにカードを作ろうかと思ったけど, 年会費 1050 円というのもちょっとなぁ… (すぐに元を取れるのは分かってるけども)

2006 年 11 月 11 日

雨なのか晴れているのか少し微妙

[misc] 雨か?

天気予報は雨だったので, 朝方はのんびりしていたのだが, 昼くらいから少し日が差してきた. 洗濯をどうしようか迷ったけど, 潔く今日は洗濯無しとしてみた

明日は晴れるよね?

[movie] 姑獲鳥の夏

DVD をレンタルして視聴. 産婦人科の病院の娘が妊娠したが, 20 か月たっても子供が生まれてこないという噂をきっかけに, その産院で多くの赤ちゃんが死んでいるという事件が明るみになるという, 同名の京極夏彦のデビュー作を映画化したもの

「人間の認識によって, 見えるべきものでも見えないことがある」ということを扱っているため, 映像化は無理かと思ってたけど, それなりに映像化してました. 最後の謎解きは非常に丁寧だったけど, 前半は各エピソードが非常に断片的で, 原作を知らない人には分からないんじゃないか? という気がした

阿部寛がちょっとコミカルな役をやると, TRICK とかぶってくるように思える

[book] 「ものづくりの教科書 - 革新のための 7 つの手法」(日経ものづくり編集) 読了

トヨタ方式, TOC, シックスシグマ, 商品企画の 7 つ道具, QFD, TRIZ, タグチメソッドという, (少なくとも日経的には) ものづくりのキーワードについて, かいつまんで解説した本. 各項目についてそこそこ知っている人にはもの足りず, また全く知らない人には説明が簡略化され過ぎているので良く分からないような中途半端な位置付けの内容であるように感じた

1 つだけ私にとってタメになったのは, TOC の説明. プロジェクトマネージメントの TOC に関する本 (3 冊目か?) だけは読んだことがあったのだが, TOC の 1 冊目 (The Goal) は読んだことがなかった. でも, この日経の本を読んでみると, 今の私の仕事の状況がまさに 1 冊目で取り扱われているような内容のようであることに気付いた. 早速, 1 冊目を読んでみたいと思う

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2006 年 11 月 15 日

長距離の出張中に本を読む

[book] 「知的ストレッチ入門」(日垣隆, 大和書房) 読了

「はじめに」によると「知的生産力を効率的に伸ばして方法が書かれてい」る本. 常にアウトプットを前提にしてインプットせよとか, 仕事と趣味を分けるのはニーズと締切など, 興味深いフレーズが出てくる本で面白かったが, ときどき話が脇に反れるので読みにくい部分もあった

章の名前で言うと「読む」, 「創る」, 「決める」は面白く, 参考になる部分が多かった. でもそれ以外は筆者の言いたいことを言っているだけのような気がした. 例えば「書く」では筆者の blog 観が多いに語られているが, それだけである. また「疑う」では, マスコミを疑う話から新聞のネタに話が反れている

また帯には「1 ヶ月で 100 冊の本が読める」, 「探し物は 2 秒以内」, 「即決するとなぜ得か」と書かれているけど, 1 番目と 3 番目の答えは本の中にあるが, 2 番目の項目は筆者の方針に過ぎず, 「探し物を 2 秒以内で行う方法」が直接書かれているわけではない

そういう細かいことに拘らなければ, 参考になる部分も多かった本だと思う

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[book] 「技術にも品質がある」(長谷部光雄, 日本規格協会) 読了

技術開発のあるべき姿を, 品質工学の視点から説いた本. 私が抱えていた問題意識とたまたま一致していたのだが, 非常に興味深く読むことができた.

製造の現場では, 流れ作業による少品種大量生産から, セル生産などによる多品種少量生産へのパラダイムシフトが起きている. 理由は顧客の望みの多様化とか在庫削減とかいろいろあるけども, このパラダイムシフトによって製造工程の国内回帰が進んでいる

しかし製造の手前の技術開発ではどうか? 少品種大量生産時代には技術開発にも余裕があったが, 顧客の望みが多様化し, しかも製品寿命が短くなっている今日では, 技術開発も迅速化する必要がある. 場合によっては製品スペックが決まっていないうちから技術開発をスタートさせないと, 間に合わないときも出てくる. どうすれば良いのか?

私は, 開発プロセスの迅速化とか効率の良い実験手法など, 漠然とした考えを持っていたのだが, 筆者は品質工学の観点から明確な答えを提示している. つまり技術開発のステージでは, 技術の素性 (品質工学の言葉ではバラツキ) を明確にすることを心掛ける. そして製品スペックが決まった段階で, 素性が明らかになった技術を使うようにすれば良い

製品スペックがないときの常套手段は, 「仮の」製品スペックを決めて, それを満たすように技術開発を進めて行くことである. しかしそれでは, もし仮の製品スペックを満足できても, その歩留まりまでは分からない場合が多い. 「歩留まりの改善は製造工程の仕事」と言う人もいるかもしれないが, 選んだ技術の素性が悪ければ, 改善のしようがないのだ. また製品スペックがちょっとだけ変更されてしまった場合でも, 技術の素性が明確でないとだいぶ後戻りしてしまう危険性がある. だから仮スペックとかマイルストーンを達成することを考える以前に, 技術の素性を丸裸にしておく必要があるのだ. 技術の素性が分かっていれば, 設計は机上でできるし, そうすべきだと筆者は述べている

これは技術開発のパラダイムシフトであり, 今までの仕事の仕方の延長線上で考えようとすると無理がある. 何かの仕事をする際に, この考え方にトライしてみたいと思う

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2006 年 11 月 18 日

気持ちよく空が晴れてる休みの日

[web] FreeML の変貌

数年前から FreeML でメーリングリストを運営していた. コマンドメール (コントロールメール?) も使えたので, メンバの追加や削除も楽で, 良かったのだが…

今日, ひさしぶりにメンバの追加・削除のためにコマンドメールを送ったら, 受け付けませんという返事が変えってきた. で, FreeML のサイトにアクセスしたら, SNS サービスに変わってしまったようなトップ画面に変わっていた

管理人としてログインしようとすると, SNS らしく氏名, 性別, 誕生日を入力するように促され, 無視することができない. 嘘をつくのもはばかれるが個人情報を意味なく漏らすのも嫌なので, 適当に入力. ログインして入った画面も見づらくて, メーリングリストの管理をどこでやればいいのか, しばらく迷った

無料サービスだから方針が勝手に変わっても文句を言えないのかもしれないが, 相手さんの一方的な持ち出しのサービスではない (少なくとも余計な広告メールを受け取ることで, FreeML の ビジネス モデル内で活動しているはずだ) ので, もうちょっと既存のユーザのことを考えても良いのではないか?

広告メールくらいなら受け取るから,もっと管理が楽で, 個人情報の提供が少ないサービスはどこかに無いだろうか?

[misc] 雨が降ってきた

午前中は晴れ気味の曇り空だったし, 天気予報でも傘マークは出ていなかったので洗濯をしてみたのだが, 15 時頃から降り出した (T_T) 洗濯物は, ストーブを当てて乾かした

[movie] 劇場版パトレイバー

DVD を借りてきて, 見た. レイバーメーカの篠原重工が開発したレイバー用 OS 「HOS」 は, それをインストールするだけでレイバーの動作効率が 30% も向上するという画期的なものだったので瞬く間に普及したのだが, 実は人間の耳には聞こえない低周波音をトリガにしてレイバーを暴走させるプログラムが仕組まれていた. そしてそのプログラムは名前を変えてレイバー内のメモリに潜伏するので, 通常の OS を再インストールしても完全に駆除することができず, また電源を切っていても勝手に暴走してしまう代物であった

台風が東京に近付いてきた夜, 東京湾再開発プロジェクト, 通称バビロンプロジェクトにおいてレイバーのメンテナンスをする「箱船」と呼ばれるドックに強風が当たることによって発生する低周波音により, 関東一円のレイバーが暴走することが, コンピュタシミュレーションによって予測された. レイバーの暴走を食い止めるために, 第 2 小隊は箱船を破壊しに向かった.

十数年前に, これまたレンタルビデオで見たことがあるのだが, 復習の意味で視聴. 後藤隊長, 遊馬, 野明, 大田など, 各キャラクタの性格が素直に反映されていて, 見ていて気持ちがいい. 箱船のシーンに集約されたレイバーの戦闘シーンは, 対ガードロボットとの戦いは面白かったが, 暴走したレイバーとの戦いは少しもの足りなさも (贅沢な感想か?). 零式の狂ったような抜き手に, 暴走している感があふれていて良かった. でも一方で, 香貫花にはもう少し暴れてほしかった気もする. トマト畑で作業している野明の T シャツには BIO 200% というロゴが入っていたけど, BIO_100% をもじってるんだよね, きっと

近々, 劇パト 2 も復習します

[business trip] 移動中の仕事

新幹線などで出張に行くと, 隣の席の人が PC を広げていたり, 会社の資料に目を通していたりという場面にときどき遭遇する. 見ないようにしようと思っても, 社名や書類のタイトル, メールの宛先などが見えてしまい, 何となく気まずい. また, 今までそういうことはなかったのだが, そういったところに取引先の社名が見えたりすると嫌だなぁとか思ったり

なので自分としては, 隣が空いていれば会社の資料 (社外秘でないもの限定) を見たりするけど, 隣に人がいるときは本を読んだりすることにしている

Winny とかで情報漏洩なんて話が話題になったが, テクノロジが進化したから機密が漏れるのではなく, 心構えが不十分だから漏れるのだ

[web] 2005/9/3 のツッコミが消せない訳

現在の tDiary (stable 版) には, どうやらツッコミに上限があるようだ.

そのため, 余計なツッコミが来ても本体は表示されず, RSS に記録が出るらしい. 開発版 (2.1.4) ではツッコミ上限撤廃らしいので, この仕様が stable 版にマージされたら 2005/9/3 の余計なツッコミを消します

2006 年 11 月 24 日

ここ最近会社の PC 絶不調

[pc] 会社の PC の調子が悪い

最近, 会社で使っている Note PC の調子がもの凄く悪い. 症状は…

今日, スキャンディスクをかけてみたら, 特に何事もなかったのだが, ブルースクリーンは見なくなった. でも, 途中でアプリケーションが起動しなくなったり メニューの枠しか表示されないという症状は続いている

何か良い対策はないだろうか?

[food] 昨日, 韓国人と食事

職場に韓国から研修に来ている人がいるのだが, 仲良しになったので, 昨晩うちで一緒に夕食を食べた

引っ越してから冷蔵庫が小さくなったので, ビールとかが全くなかったのだが, おもてなしということで缶ビールと 750ml の日本酒を購入. すっかり酔っ払ってしまった :-)

とても礼儀正しい人で, 手土産にスイカを持ってきてくれた. 今日, 食べてみたけど, 大変おいしゅうございました

[tv] セーラー服と機関銃・最終回 (2006/11/24)

TV ドラマは全くと言っていいほど見ないのだが, これは珍しく見続けてしまった. 理由は非常に分かり易くて, 宣伝で何度も流していた, 長澤まさみが演じる星泉が機関銃を乱射するシーンを見たかったから. 話を既に知っているオペラや歌舞伎を見に行く, そんな気持ちか?

「そんな簡単には死なないだろう」というような死に方をしている人が何人かいたが, まぁ機関銃のシーンは良かったです. 演技がどうとかいうのではなく, すっきりしたという感じかな?

古本屋にあったら, 原作にも目を通そうか

2006 年 11 月 25 日

午前中かなり寝坊をしてしまう

[web] コメントスパム対策強化

http://〜 が 2 つ以上含まれているとコメントスパムと見なし, コメントを保存しないように設定を変更しました

2 つ以上の URL を書きたいときは, 2 つのコメントに分けて下さい (_o_)

[pc] VineLinux 4.0 化, しばらく見送り

うちでは VineLinux を使っているのだが, 今週, 新バージョンの 4.0 が公開された. インストールしようと思って, インストール用の CD を作り, バックアップを取り始めたところまで行ったのだが, 他にすることがあったので, 冬休みまで延期することにしました

[movie] 劇場版パトレイバー 2

先週に引き続き, レンタル DVD を視聴. 東アジア地域での軍備増強に対してお気楽な日本に苛立ち, 「ベイブリッジにロックオン」するという茶番を通じて危機意識を煽り日本再軍備への道を開こうとした一派が暴走し, 本当にベイブリッジをロケット弾で爆破してしまう. 自衛隊犯行説が流布される中, 警察がフライングして自衛隊の監視を始めてしまう. 政府は混乱を収拾するため, 一連の事態の責任を警察になすりつけ, 戒厳令を出すとともに自衛隊を治安維持のために出動させる. 一方, 米軍より, 首謀者の本拠地である東京湾埋立地の航空写真と共に, 翌日までに事態を改善できなければ介入するという通告があり, 旧特車 2 課の面々がデータ収集用に八王子に保管されていた 98 式 3 台に乗り込み, 埋立地へと向かう

レイバー同士の戦闘はほとんどないのだが, 面白いストーリィだった. 暗い場面が多いので, 家庭用 TV で見るのはちょっとしんどいけど. 多分, 映画の中のセリフには出てこなかったと思うが, 文庫本版のト書きにある「形が思想を生む」という言葉を気に入ってます

今日, レンタル DVD 屋へ行ったら 攻殻機動隊 Stand Aline Complex - Solid State Society の DVD が並んでいたのだが, 発売されたのって昨日だったんですね. 安くなったら見てみようかと

そういえば, パプリカ の今敏監督の名が, パトレイバー 2 のスタッフロールで出てましたね

[work] 個人の能力向上は, 局所最適に過ぎないのか?

能力主義が強調される中, 個人個人の能力向上 (TOEIC, MBA, 技術士, 資格, 検定, …) に関心が寄せられている. その背景には, 多分, 能力の高い個人が集まれば強い組織ができるという考えがあるのだが, これは局所最適が全体最適になるという考えと同じなのか? もしそうなら, 「能力の高い個人が集まれば強い組織ができる」というのは正しい考えなのか?

経験的に, 強い組織には能力の高い個人がいる. 例えばメーカの稼ぎ頭になっている有名な特許は, 大抵が個人の努力の賜物だ. だから, 能力の高い個人を増やすことを目指そうとすることには, 不自然なことはない

でも一般論として, 局所最適は必ずしも全体最適にはならない. 会社組織として強くなるためには, 個人個人の能力向上に頼っているだけではダメなんじゃないのだろうか? そういうのを考えるのが管理職の仕事だと思うけど, 管理職の目標が安易に「部下の能力向上」になっていると, 局所最適を推進しているだけに過ぎないかも



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