今度, 友人が関西に来るので梅田で飲もうという話になりました. でも, 関西人歴 3 か月の私が梅田を案内するというのも かなり不安 なので, 下見をしようかと思い, それならば梅田にある献血ルーム で献血しようということで, 阪急グランドビルの 25 階にある献血ルームへ行 くことに. 前の日にお酒を飲んだけど, 今日の献血のことを考えて, 生中 2 杯にセーブ.
一旦 6 時に起きて洗濯物を干したけど, 昨晩のビールがいい感じに私を睡 眠へと誘った結果, 次に目を覚ましたのは 8:20. 8 時に起きるはずだったの に…と思いつつ, 朝食を食べ, 身支度を済ませ, 9:20 くらいに出発. いい天 気. 電車がなかなか来なかったり, 梅田の駅を適当に出たら阪急グランドビル から遠かったりといろいろあって, 25 階の献血ルームに到着したのは, 10:30 くらい. 待合室には, すでに人が溢れていた… (^^; どうやら週末は混むよう です. 「少しお待ち頂かないとなりませんが, よろしいですか?」 ま, 仕方な いです.
手帳を受付に渡し, 荷物をロッカーに入れる. 名前を呼ばれて受付に行き, 「前回と同じく成分献血でよろしいですか?」 もちろんです. 「では, ここに丸 を付けて下さい」 というわけで, 問診票の献血種別の欄の「成分献血」に丸. 続いて, 検査結果を送っていいかの欄で「はい」に丸を付けた後, 「では, あ ちらで問診票の記入をお願いします」というわけで, 背後のついたて付きのテー ブルで問診票に記入. 記入後の問診票を受付に渡し, 椅子に腰かけ, リュック サックに入れてきた雑誌を取り出して, 読み始める. 向かいの人は Note PC をいじってたけど, あの大きさからすると NEC の mobio (でしたっけ? あの ちっちゃなマシンは) かな?
雑誌を読んだり, 壁に貼ってある「あなたの写真でオリジナルカレンダー を作ります」というポスターを読んだり, 外の景色を眺めつつ順番を待つけど, なかなか私の名前が呼ばれない. ようやく, 問診の医者からマイクで私の名前 が呼ばれたときは, すでに 11 時だった.
手に持っていた雑誌を背後のカゴに入れ, 初老♂の医者の前に座る. 睡眠 時間, 朝食の有無, 消毒液に対するアレルギーを口頭で確認した後, 血圧, 脈 拍を測定. その後, 裏面の問診票にざっと目を通して, 医師の問診は終了.
そして, 再び待つ. さっきまで座っていた場所は, 入口に近く, 採血室か らは遠いところ. 採血室の看護婦さんに呼ばれるのを聞き逃さないように, 採 血室の近くのソファーへ移動し, 雑誌を読んで時間を潰す. 多分, 朝一で献血 ルームに来て採血を始めた人が, 1 人ずつ採血室から出てくるようにはなった けど, 私の名前は一向に呼ばれない. そして, しばらくして私の名前が呼ばれ, 次は採血検査. 「靴のまま体重計に乗ってもらえますか?」というわけで体重 を測ったら, 問診票に印字されている体重より 5kg も軽く, 問診票の体重欄 を修正されてしまう. そして椅子に腰かけると, 両腕の血管をチェックした後, 注射器の外側のようなものをゴムチューブで縛った左腕に刺し, 小さい試験管 をその注射器に入れては血液を採取. 血液が溜ったら試験管を交換し, 何本分 かの血液を採る. 「機械の空き具合でどうなるかわからないのですが, もし両 腕の機械が空いていたら, 両腕でもよろしいですか?」 もちろんっす (^^)v.
採血検査後もしばらく待ち, 結局採血室へ呼ばれたのは 11:30 頃だった (^^; そして, 今日の採血機は両腕のアミカス. 手に持っていた雑誌を目の前のテー ブルに置かせてもらうと, 看護婦さんたちは「両腕で済みませんねぇ」 私, 両腕のほうが楽でいいんですよと言うと, 「そう言ってもらえると, 嬉しぃわぁ. 中には, 両腕は絶対に嫌という人もいますからねぇ」 確かに, 両腕に針を刺 されて身動きとれないという状況は, 片腕の献血に比べれば苦痛かもしれませ ん. でも私はそういうことには慣れてますし, 抜く方の腕は抜くことのみに専 念できるので, 楽なのです. これが片腕だと, 採血のときはグーパーするけど 返血のときはグーパーしちゃダメとなり, 少し緊張します. 目の前には, 小さ な液晶テレビと, イヤホン. でも, 特に見たい番組もなかったので, テレビは 点けてもらわなかった. そうこうしているうちに, まず返血側の左腕に針が刺 さり, 続いて採血側の右腕に針が刺さって, 採血開始. 看護婦さん, 「針をグッ と刺しちゃったから, 痛かったでしょ?」とか言ってたけど, 痛みはいつもと 一緒くらい. 右手には針を刺すときから, Amicus と書かれた, ☆型で少し小 さめのニギニギが握られていた.
採血スピードがわからなかったので, 右腕はゆっくりとグーパーを繰り返 すことにした. 25 階にあるだけあって, 見晴らしはいい. 私の右斜め前方に は赤い観覧車が見える. そしてときどき, 伊丹空港へ着陸する飛行機が見える. 採血室には, ベッドが 14 床. 私のいた位置からでは 10 床しか見えなかった けど, ベッドを降りて待合室に戻るときに, 私の背後にさらに 4 床あるのに 気がついた. 全血に対応できるのが, 1, 2 床. アミカスは私のベッドと, そ の隣のベッドで合計 2 台だが, 隣のベッドには「シングル」という手書きの メモが貼ってある. 噂に聞く, 片手で採血する アミカスシングル か? 警告の電子音が, いつも聞いているアミカスのものとは少し違 うように感じるが…
採血はすごく順調で, 採血スピードが遅くなったときの警告音は一度も鳴 らなかった. 「図書券かレインボーカードを記念品として差し上げてますが, どちらがいいですか?」 レインボーカードって, 市営地下鉄のプリペイドカー ドだったっけ? よくわからなかったので, 図書券を選択. そして, 献血してい る途中に受付の人が, 献血手帳やその他のチラシと一緒に図書券を持ってきて くれた. また, 足に掛けられたタオルからつま先が出ていることに気付いた看護 婦さんは, 「(つま先に) 掛けてもいいですか?」と言って, 私の足をタオルで すっぽりと覆ったのですが, ひょっとして, 足の裏が汚かったのか??
12:30 頃, 採血終了. 私に針を刺してくれた看護婦さんは昼食に行ってし まったので, 別の看護婦さんが, まず採血側の右腕から針を抜く. 「何か飲み ますか?」ということだけど, どんなのがあるかわからないので, 無難にコー ラを選択. そして, 数分して返 血が終わってから, 左手から針を抜いた. 「あら, 色が白いのねぇ」 お恥ず かしながら, そうなんです 「(私のほうが色が黒くて) 恥ずかしいくら い」 (^^; 止血用のテープを貼ってもらい, 手帳一式と雑誌, そして半分ほど 飲んだコーラを持って, 待合室に戻った.
待合室でコーラを飲み干した後, 荷物をロッカーから出して後片付け. ら くがき帳がテーブルに置いてあったので読んでみると, 献血回数 423 回とい う人のメッセージがあった. それ以外には, 重い話題もちらほらと. そして, いつものようにポケットティッシュを 2 つもらい, 腕にまかれたマジックテー プのバンドを受付に返して, 献血ルームから出た. 25 階から 1 階へ降りるエ レベータで, 危うく挟まれそうになってしまった (^^; そして地上では, JR 大阪駅前でも献血バス 2 台で献血が行われていた.
前回の日本橋での献血の検査結果を見ると, Hb は 12.8g/dL と, 標準値を まだ下回っていた (;_;) 少なくともあと 2 回は続けて成分献血をできるのだ が, その後には 400ml 献血が控えてるので, それまでに何とかして復活させ たい.
前日の晩, 友達に教えてもらいながら プレステ の DDR を 踊ってみた. こういう系統のゲームは, マラカスを振ったことくらいしかなかっ たので, DDR では戸惑いの連 続だったけど, 少しはまりそう (^^; 疲れ果てて時計を見ると, すでに午前 2 時を過ぎていたので, 慌てて風呂に入り, 目覚しを 8 時にセットして寝た.
そして, 灼熱の朝. 目覚しの鳴る少し前に目を覚まし, 「大阪の予想最高 気温は 36 ℃」という天気予報を見ながら朝食をとり, 9 時前には出発. 今日 の目的地は, あべのフェスタ. 前日に, 地元出身の友人に, 大阪にある献血ルー ム & センター一覧と私の献血歴を見せて, 「今まで行ったことがないと ころで, 交通の便がいいところはどこ?」 と尋ねたら, ここを勧められた. 京 阪電車で京橋まで行き, 環状線に乗り換えて天王寺へ. 券売機には, 「新 2000 円札は使えません」「新 500 円玉は使えません」と書いてあった. 天王 寺は, たくさんの 線路が交差する街だけど, いまいち賑やかさに欠けるような雰囲気がした. 交 差点に出て目印の近鉄百貨店を見つけ, 続いて近鉄百貨店の正面にある, アベ ノセンタービルを発見. 献血ルームは, このビルの地下 2 階. 地下鉄の駅に ある日本橋献血ルームと, どっちが地表から遠いのかなぁとか考えながら, ビ ルの入口を探した.
ビルの 1 階に入っている銀行などのテナントは, 土曜日ということもあっ て ほとんど休み. ビルへの入口を見つけたけど, 献血ルームの看板が見当たらな かったので, ここで本当にいいのかなぁと思いつつ, ビルの中を地下 2 階 まで進む. どうやら, ここのビルの地下街が「あべのフェスタ」と呼ばれるショッ ピング街になっているようだ. が, 地下 2 階をうろうろしたけど, 献血ルー ムが見当たらない. 表に看板も出てなかったし, 間違えたか? と思いつつ, 一 旦駅への通路へ出て歩いてみると, ようやく見つけることができた.
受付の人に献血手帳を渡して, 荷物をロッカーへ. 名前を呼ばれて受付へ 行くと, 打ち出された問診票を見ながら, 「検査結果をお送りしてもいいですか?」 などを丁寧に全て読み上げた上で, はい or いいえにチェック. 「住所などに 変更はありませんか?」 そういえば住所の字が 1 か所間違ってたのでそれを 修正し, ついでに身分も修正. すでに印字されている電話番号を指さしながら, 「これ以外の電話番号はありませんか?」 多分, 職場や携帯の番号を知りたい のだと思ったけど, 職場はまだ確定してないし, 携帯は持っていないので, 「ありません」と答えた. そして, その場で裏面の問診事項に○を付けていく. 私の隣には, 3 歳位の娘さんを連れた女性が私と同じように受付をしていた けど, ちょっとプライバシーの配慮に欠けていたかも.
椅子に座って少し待ってから, 年をとった医者♂に呼ばれた. 右腕で, 血 圧と脈拍の計測. これは異常なし. 「朝ご飯は食べましたか?」, 「夜は眠れま したか?」に問いには, 両方ともはいと答えた. そして, その医者は無言で自 分の両手を広げて, 手の甲を上にして机の上に置いた. 何事かと思っていたら, どうやらそれを私にやれということらしかったので, 医者に自分の手の甲と, 続いて手の平を見せた. 医者は何をチェックしたのだろう?
そして, 採血検査. 両腕の血管を調べ, 検査は右ですることに. 注射器の 外側のようなものを刺し, ゴムふた付きの試験管を交換しながら採血. 「今日 も両腕でよろしいですか?」 もちろんです (^^)v 「では, 飲物でも飲みなが らお待ち下さい」と言われたので, 普段は献血前にはあまり飲まないんだけど, 昨晩の踊りの疲れが出るとイヤなので, 自販機に書いてある「献血し た人 はお飲み下さい」というメッセージを無視して桃のジュースを 頂いた. 献血ルームは割と空いていて, すぐに私の名前が呼ばれるかもしれな かったので, 3, 4 口くらいで一気に飲み干してしまった (^^;
椅子に座って少し待つと私の名前が呼ばれたので, 採血室へ入っていった. 案内されたベッドはいつもよりも低いかな? と思っていたら, 私がベッドに横 になると, 看護婦さんがベッドを操作して, 足の部分が電動で徐々に上がって きた. びっくり. そして, 隣にはアミカス. 看護婦さんはまず, 私の右手にに ぎにぎを握らせて力を入れるように指示. そしてアルコール消毒 & 沃素 消毒の後に, 返血用の針を右腕に刺す. 同じようにして, 左腕には採血用の針 を刺して, 採血スタート. 「採血中に, この機械はよく音がしますか?」 採血 速度が遅くなると鳴る警告音のことですね. 前回は鳴りませんでしたが, 普段 はよく鳴りますと答えると, 「今日の検査結果を見ると血小板がいつもよりも 多いので, 短めの 40 分くらいで終わります」とのこと. 今, 10:37.
血小板が多いといっても, 私の場合はたかが知れているので, 採血してい る左腕をゆっくりと握ったり開いたりしていた. 採血開始早々に「記念品は何 がいいですか?」と選択肢を示さずに尋ねられ, 私は図書券をした. すると, 採血中に手帳やチラシと一緒に図書券を持ってきてくれた. 献血ルームを眺めてみると, ベッド数は 12 床くらい. 私が採血を始めた時点では, 2, 3 のベッドが空い ていた. そして 2 台のテレビが, 天井からぶら下がってい る. 1 台は私のベッドから見える位置にあるけど, もう一方は向かいのベッド に横になっている人用なので, 私の位置からは見えなかった. 受付を私と一緒 にしていた女性は, 私の隣のベッドに横になってアミカスで採血していたけど, 針は右腕にしか刺さっていなかった. そして窓の外には, 絵本を片手に採血中 のお母さんを眺める, 娘さん.
採血は順調に進んでたけど, 残り 10 分くらいになると, 看護婦さんたちがあわ ただしくアミカスをいじり始めた. 採血スピードが遅くなったのかな? そして 「あと 3 分くらいですが, ちょっと握っていただけますか?」とにぎにぎを渡 された. そのかいがあったかどうかはわからないけど, 予定通り開始後 40 分 で採血終了. 採血していた左腕から針を抜き, 止血のテープを張る. 続いて 2, 3 分後に返血も終了し, 右腕から針を抜き, 止血テープを張る. そしてベッ ドから降り, テーブルの上に置いてある献血手帳などを手にして, 受付のある 待合室へと戻った.
採血室には, 献血を待っている人が数人いた. でも混んでいるという雰囲 気ではなく, 自販機でレモン系のジュースを手にした私は, 容易に座る場所を 見つけられた. 看護婦さんからは「バンソーコーの上から巻かれたバンドは 10 分から 15 分くらい, 止血のバンソーコーは 1 時間くらいしたら外して下 さい」と言われたので, 10 分くらいは椅子に座っていた. ここのルームにも らくがき帳あったので見てみると, 「初めて献血に来てみました」というよう なメッセージが多いような気がした. そして 11:30 くらいに荷物をまとめて, ポケットティッシュをもらって, 献血ルームを後にした. あべのフェスタには 金券ショップがあったので, 切れかかっていたテレフォンカードを買った. 50 度数で 450 円を 2 枚. 今 の人は携帯を持っているので, テレフォンカードなんて不要なんだろうかと, ふと思った.
近くの近鉄百貨店で本を見たりしてぶらぶらしたら, ちょうどお昼時になっ たので, 駅前のマクドでお食事. 前回の献血では, 私は血の止まりが遅いから ということでずっとバンソーコーを張りっぱなしにしていたら, 汗の影響もあった のかかぶれてしまった (^^; そこで今回は, マクドでの食事後にバンソーコー をはがしてしまった. 最初は血が少し出てきたけど, そのうちに固まって出血 が止まった. 次回からもこうしよう.
電車を乗り継いで部屋へ戻ってきて, 着替えてからこの日記を書いている と, また DDR に誘われた. 成分献血だからよかったけど, 400ml 献血の後に DDR したら, そうとう疲れた かも (^^;
気になるお知らせを 2 つ.
今日の献血で, 過去 1 年の献血回数は血漿換算で 23 回となりました. 上 限は 24 回なので, もし次も成分献血にするなら血漿献血しかできません. あ るいはそろそろ 400ml 献血をして, 夏休みにしようか…
今後の献血スケジュールを検討してみたところ, もしも 8/5 に成分献血, しかも年間回数制限の影響で血漿献血を行うと, 今年の残りに血小板献血をや るのが難しいことがわかった. そこで, 今年の残りに血小板献血をできる可能 性を高めるために, 8/5 は全血 400ml にすることにした.
そうと決まったら, 最近 Hb の値が標準値の下限付近をさまよっているの で, 鉄分補給をしなければ. たまたま友人が見つけてきたサントリーの「あり がと」という野菜ジュース (?) には, コップ 1 杯で 1 日分の鉄分を取れる と書いてあったので, それを毎日, 風呂上がりに飲み続けること 2 週間, と うとう運命の日がやってきた.
京阪電車で京橋まで出て, 地下鉄長堀鶴見緑地線に乗り換えて心斎橋まで. 地下街にはいろんなお店があったけど, それはとりあえず置いといて, 地上へ. アーケードのある心斎橋筋を南下. そごうや大丸などの有名百貨店を 横に見ながらずんずんずんずんと進んでいくと, 左手前方に「献血ルーム」と 書かれた小さな看板を発見. 近付いていくと, 「献血お願いしまーす」と声を 掛けている男女 1 名ずつが見えた. その脇をすり抜けて, 小大丸ビル 1F の 奥の方にある献血ルームへ. ガラス張りの献血ルームにはいろんなポスターが 張ってあるけど, これだと外から中の様子を覗けるな. 献血ルーム到着は, 10:20 くらい.
受付で献血カードを渡すと, 荷物をロッカーにしまうように言われた. 血 圧をメモできるようにと, カード型のボールペンを取り出して胸のポッケに入 れ, 残りの荷物をロッカーに入れる. 受付へ戻ると, 打ち出された問診票を手 にした受付のお姉さんが, 「今日はどの献血をなさいますか?」 できれば 400 でお願いしたいのですが… 「住所や身長, 体重はお変りありませんね」 は い 「検査結果はお送りしてもよろしいですか?」 はい 「それでは裏面の記入 をお願いします. 上側だけで結構ですので…」 というわけで, 受付で裏の問 診事項に○を付けていく. 記入が終わったら, 「では, こちらへどうぞ」と, 早速医者のところへ案内された.
奥で看護婦さんと話をしていた医者♀が問診室へ戻ってきて, 問診スター ト. 右手で血圧を測りながら, 「まんべんなく献血されてますねー」 はは… (^^; 「いつも, どこへ行かれますか?」 この 4 月に大阪へ来たばっ かりでして, 今はいろいろとまわっている最中です. 一番近いのは, 枚方市駅 の献血ルームですけどね 「ここのルームも, 遊びのついでに寄るにはいいで しょー」などと話し続けているうちに, 血圧をメモすることを, すっかり忘れ てしまった.
次は, 採血検査. 両手を出して, 「どちらで採ることが多いですか? 左で すかねぇ…」 最近は両腕でやることが多いですけど, どっちかというと左か ら採ることが多いと思います 「なら左をとっておいて, 右から検査用の血液 を取りますね」 全血なので, 小さい試験管 1 本分の血液を抜く. 最後に 1 滴をを硫酸銅水溶液の中へ. 沈めーという祈りが通じたのか, 2 週間にわたる アイアン・ローディングが効いたのか, それとも昨日食べた生レバーが良かっ たのか, 非常にゆっくりではあったけど私の血液は沈んでいった. 「大丈夫で すね」 (^^)v
全血を中心に受け付けているこの献血ルームには, ベッドが 4 つしかない. その中の奥の方のベッドに案内された. 機械はおなじみ, テルモのヘモクイッ ク. さっき, 採血検査を担当された看護婦さんがやってきて, 私の左腕をアル コール & 沃素で消毒してから, 針を刺す. 「指先がピリピリしたりして ませんか?」 特に問題ないです. ということで, 採血開始.
久しぶりの全血だったので, 早抜きとか時間計測とかをすっかり忘れてま した (^^; 献血する人は, 私が採血をスタートした頃に 1 人来ただけだった ので, 私に針を刺した看護婦さんは, 私に付きっきり. その看護婦さんは, 私 の勤める会社の社宅のそばに住んでいて, 私の住処からも地理的には遠いとこ ろではないので, そーゆーお話をしているうちに, 採血終了. 針を抜いて, 止 血テープを張って, バンドを巻いて, これでお終い.
受付へ戻ると, 受付の人も誰もいなかった. 自販機でファンタ・ライチを 選び, 少しずつ飲み, ちょっと甘いかなぁと思ったりしながらルーム内の掲示 を眺めたり. と, ここで, 血圧をメ モするのを忘れていたことに気付き, 受付に置いてあった私の問診票をのぞき 込んで, 献血でもらったチラシにメモ. 受付の人が戻ってきて「何かお飲物で も…」と言ったときには, すでにファンタ・ライチは半分くらいになっていた. 受付の人が献血手帳などを持ってきてくれて, そのときに「今, 午前中に献血 していただいた方にプレゼントをしていますので, よろしかったらお使い下さ い」と, ホスビーの携帯ストラップを貰った. その後, 落書き帳を眺めたりし てから, 腕に巻かれたバンドを外し, 入口付近のゴミ箱にコップを捨てて, 献 血ルームを後にした. ビルの入口では, まださっきの 2 人が呼び込みを続け ていた. 全血がメインとはいえ繁華街にあるこのルーム, たった 4 つのベッ ドが埋まらないのは少し寂しい気がした.
今日は 400ml だったので, 次の献血まで 8 週間の夏休みを頂きます. な お, 今年の残りの献血スケジュールは次の通り.
それも, 成分献血のところはなるべく血小板献血にしたい…
朝, 平日と同じように 6 時頃に目を覚ます. 当然, 目覚し無しで :-p 今週は 少しハードだったので, トイレから戻ってくると, もう 1 度寝た. そして 9 時起床. まぁ, 急ぐ献血でもないから, ゆっくりしようか.
朝食後, マンガを読んでいると, 友人が起きてきた. 今日, ディスプレイ を買いに行くから, 一緒に行かないか? 何だかんだで, 午後から出かけることに 決定. さて, 献血はどうしよう? 日本橋にも献血ルームがあるので, ディスプ レイを買うついでに献血するという手もあるけど, 輸血経験者の友人と一緒に 献血へ行くわけにもいかないので, 午前中に最寄りの枚方市駅で献血すること に決めた. 急いで歯を磨き, 着替えて, 出発. 朝っぱらから降り続いていた雨 も, ちょうどあがったようだ :-) 洗濯物は出しっぱなしでもいいだろう.
枚方市駅の献血ルームに着いたのは, 10 時半くらい. 献血手帳を渡し, ロッ カーへ荷物を入れて, ソファーに腰を下ろす. TV では, オリンピック, サッ カー決勝が放映されていた. 名前を呼ばれて問診票を受け取り, ソファーに腰 を下ろして記入. 部屋の電話が廃止 (^^; になってしまい, 番号が近々変わる のだが, その新しい番号の電話はまだ使えないので, 変更は次回でいいかな? 裏面にはいつものように○を付けて, 問診票を受付へ返却.
ロッカーの荷物から新聞を取り出し, 1 面の記事を読み終わって 2 面の社 説に入った頃に, 医者から名前を呼ばれた. 右手で血圧を測りながら, 問診事 項にざっと目を通し, 朝食を食べたかとか, 沃素アレルギーなどを確認. 血圧 は 102 / 62. ちょっと低いですねぇという医師に, いつもこんなもんですよ と答えた.
受付前のソファーに戻ると, 忘れないうちに新聞に今日の血圧をメモ. そ のまま中を読んでいると, 今度は割とすぐに名前を 呼ばれた. 前回の献血は, 8 月上旬に 400ml. で, 9 月の今日に献血できるの か, 看護婦さんは少し悩んでいた. 多分, ちょうど今日からできるはずなんで すが…と言うと, 看護婦さんも合点がいったのか, そうですねと仕事を始めた. 採血検査. 両腕の血管を確認後, 右を本採血に残すために, 左から 検査用の血液を採取. 私の住んでいる寮の名前を見た看護婦さんは, 昔, 別の 場所にある私の会社の寮のそばに住んでいたことがあると教えてくれた. 管理 しているおじいさん (?) が面白い人で, 寮の周りに違法駐車している車を見 つけると, お茶碗で御飯の山を車の上に作り, そこに注意書きを立てていたそ うだ (^^;
採血検査後に, 看護婦さんから今日は片腕でお願いしますと言われたので, 新聞を片付け, 友人から借りた本を取り出した. 「狂骨の夢」京極夏彦. 先週 借りたのだが, 平日には読む暇がなく, まだ十数ページしか読んでない.
11 時頃, 名前を呼ばれて, 採血室へ. ベッドに横になる. 採血機はヘモネ ティクス製というところまでしかわからなかった. ただ, 流量の表示部がベッ ドからわかりやすい位置にあった. 片腕だから, 安易に今日も 血小板か…とか思ったり. 早速左腕の止血用ベルトを外され, 右腕は血圧を計 るときに巻くあれ (カフっていうんだっけか?) が巻かれて, 消毒開始. メニューを見せられ, お飲物は何がいいですかと聞かれたので, アイスコーヒー をお願いした. ブラック? はい, ブラックで. あと記念品も何がいいかと聞か れたので, 図書券にした. アイスコーヒーはすぐに来たけど, まだ沃素消毒が 乾いていなかったので, 針が刺さってから飲んで下さいねということで, ベッ ドに付いている小さなテーブルの上に置かれた. 沃素消毒が乾き, いい血管ねっ ていつも言われるでしょ? という言葉に続いて針が刺さり, 採血開始. コーヒーを一口飲んで, 読書も開始.
京極の文体は, 説明が多く, 字も多い. 私はそれを, 角川が出している季 刊誌「怪」で知っていた. 「狂骨…」もそういう文章だが, 慣れるとというか, はまってくると, 説明帳の文体もいいものだと感じられるようになる. でも, もちろん今は採血中. 採血中はゆっくりと握ったり開いたりを繰り返し, 返血 中は力を抜いたり. でも, 採血の流量表示はそれほど気にしなかった. 看護婦 さんは, 読書する私に気を遣ってか, 他のドナーたちに接するときとは違って, 話し掛けてこなかった.
何ターンやるのか, 私は知らなかった. 11:45 頃, 3 ターン目の返血中に, もう 1 回頂いて終わりですと言われたので, あぁ, 今日は 4 ターンだとわかっ た. こりゃ, 確実に 12 時はまわるな. 献血が終わったら, 一緒に日本橋へ行 く友人に電話せなあかんな, とか思ったり. あと 1 ターンということで, 私 は本を閉じた. 100 ページくらいは進んだようだ. 先は長い. と同時に, 看護 婦さんが話し掛けてきた. 看護婦さんも私と同じで非関西圏出身だそうで, 言 葉使いとか, そのへんの話題. 私が手にしている本のタイトルを見たら, 看護 婦さんも「狂骨…」に興味があるそうで, でもその厚さに圧倒されて買うまで に到っていないらしいとか.
12 時少し前, 返血も全て完了. ここのルームには, 成分採血記録という, 多分独自 (だっていままでに見たことないもん) の書類があるみたいで, それ にいろいろ記入していた. 今度, 聞いてみよう. あと, 止血のバンソーコーは 1 時間程度ではがしてほしいけど, そのときに沃素消毒を拭き取る小さいウェッ トティッシュ (ウェットといってもアルコールだけど) と, そのときにまだ出 血が止まっていなかった場合に張る小さな丸いバンソーコーをもらった. ベッ ドを降り, いい血管だから, 次は是非両腕でねと言わ れつつ, 採血室を後にした.
ソファーに腰を下ろすと, 受付の人が献血手帳と か図書券とかを持ってきてくれて, メニューを見せて何がいいですかと聞いた ので, カルピスを頂いた. 受付では, いい歳のおっさんがルームの人ともめて いた. こーゆーときのためにも, 男性職員は必要なんですかね. カルピスを飲 み干し, 右腕に巻かれた止血バンドを外して受付に返し, 献血ルームを後にし た.
12 時を 10 分程度過ぎていたので, 駅のホームから友人に電話. ホントは 寮で待ち合わせしてたんだけど, 間に合わないので, 駅のホームで合流するこ とにした.
実は部屋に戻ってから手帳を見てみると, 今日の献血は実は血小板献血だっ たらしいことがわかった (^^; 次は成分, 東京 で献血だっ!
今日の文体は, いつもと少し違うかも. 1 番違うのは, 多分, 会話に鈎括 弧が付いていないことだろう.
今日は, 友人の結婚式が東京であるので, 朝いちで大阪を発ち, 東京へ. 10 時頃に東京駅へ着いたけど, 結婚式は 15 時集合だったので, 時間に 余裕がある. 大阪を発つ前からどこで献血しようか考えてたんだけど, 混んでいるところだと時間がかかって結婚式に遅れてしまう可能性もあるので, 無難なところで五反田の献血ルームに行くことにした.
JR 山手線の五反田駅で降りてバスターミナル方面へ出ると, 駅前では 献血の呼掛けをやっていた. ぐるっと見渡すと献血ルームの看板が見えるので, そこへ. ビル 1F の受付のおばさんに手帳を渡すと, 陰のほうにロッカーが あると言われたので, 荷物をそこにしまう. 椅子に腰掛け, 打ち出された問診 表に○を付けて, 受付へ. 今年は (も?) 献血回数が多いので, 次回が いつになるかすぐにわからないから, 献血が終わるまでに調べておくとのこと. 助かります.
採血室は, 中の階段を降りていった地下 1F. まずは老医師♂の問診. 裏面 の項目のほぼ全てを, 1 つずつ口頭で確認. 沃素アレルギーを確認して, 無事 通過.
続いて採血検査. 両腕を見せ, 右から採血. 「両腕からの献血をお願いし てもいいですか…?」 もちろんっす. 一応, 血小板献血ということに決まった (^^)v ようだったけど, 私の過去の実績 (低い血小板数) を見ながら, どの採 血機を使うかで悩んでいた様子. 私の次の採血者の問診表を確認したりしなが ら, ようやく決定. 案内されたのは, COBE の Spectra. 前に Spectra でヤっ たのって, 全然思い出せない.
ベッドに横になり, テレビのチャンネルを合わせる. 左右の腕では消毒が 始まり, 返血側の左, 続いて採血側の右に針を刺し, 採血スタート. Spectra では採血スピードをどこでチェックすればいいのかわからなかったので, 忘れ た頃に手をぐーぱーしてみた.
地下にあるこの採血室には, ベッドは 10 床. そのうち成分献血用は 8 床, 全血用は 2 床という配分. 私以外には 3, 4 人がベッドに横になっていた. ここには日本が誇る (?) 成分採血機, テルシスがいるはずなんだけど, 私自 身がテルシスを見たことがないんで, どれがテルシスなんだかわからなかった (^^;
やっぱり流れが悪かったのか, 終わり頃になって握る物を渡される. それ で流れが回復したのかどうかはよくわからなかったけど, ま, 無事に献血は終 わった.
1F の受付に問診表を渡し, カルピスをもらって椅子に座る. 11:45 くらい. 机の上にはお菓子もあったけど, 昼食前だから食べるのはやめて, その代わり, 同じく机の上に置いてあったマカデミアンナッツの袋を 1 つ, 明日の新幹線 の中のおやつとして頂く :-) 受付のおばさんが献血手帳とか, 図書券をもっ てきてくれた. ポイントカードの説明をしてくれたんだけど, 大阪という私の 住所に気付き, 「こちらの方じゃないんですか?」 はい, 実家はこの近くなん ですけどねぇ 「でも, あと 1 回献血すれば記念品をもらえますので, お渡し しておきますね」 12 時ちょい前に献血ルームを出て, 歩いて実家へと向かっ た.
結婚式ではもちろん Y シャツを着るので, 腕の出血がいつ止まるかが気に なったけど, 今日は割と早めに止まったようで, 助かった. 次回は全血, そし てクリスマスに成分献血して, 今年の献血ライフは終わります.
先々週の血小板献血で, 成分献血の年間上限に到達してしまった. なので 今日は予定通り, 全血 400ml. 近場の献血ルームの中で, まだ行っていないの は, 門真の運転免許試験場にある, 全血専門の献血ルーム. ぴったりやんか, と思ったりしたけど, 門真のルームは毎週土曜日は定休日. 日曜日にオープン しているのならそれでもいいかぁ (献血する日が 1 日くらいずれたって, そ の次に献血可能になる日はどうせ平日の 12/25 なのだ) とか思ってみたけど, 運悪く, 門真のルームは第 5 日曜日は定休日. つまり明日はやってないのだ (;_;) そーいえば本屋さんにも行きたいなぁー, 本屋へ行くなら梅田かなぁー とか思っていると, ふと, JR 大阪駅前に献血バスが止まっている光景を思い 出した. そう, あれは阪急グランドビルで献血した帰りだったっけ… たまに はバスで献血するのもいいかなぁーと思って, JR 大阪駅へ向けて, 午前 10 時頃, 出発.
京阪電車で淀屋橋駅まで. ふつーならここで御堂筋線に乗り換えて梅田駅 へ行くところなのだが, 最近ようやく大阪の地理に明るくなってきた私は, 地 下鉄の駅 1 つ分を歩くことにした, 雨だけど. 途中のチケットショップで図 書券 5000 円分を購入し, 地下街をうろうろうろしているうちに, 献血バスの 止まっている場所を発見. 前に見た光景と同じく, バスは 2 台止まっていた.
手前のバスのテントに入ると, 「そちらで記入して下さい」と言われ, 献 血初心者にもこういう態度だと, 初心者はちょっと敬遠しそうだなぁとか思い ながら, 住所氏名年齢職業電話番号と, 問診事項に○を付けていく. 受付のお 兄さんが記入事項をざっと確認した後, 隣のバスのテントへ行くように言われ た.
そこには, 女性の医者が待機していた. 血圧を計りながら, 「朝食は食べ ましたか?」, 「睡眠は十分ですか?」, 「イソジンでかぶれることはないです か?」などの質問を受ける. 血圧は, 割と高めの 130/69. 長いこと歩いてきた せいか?
で, その背後にあるバスの中へ入る. 傘をバスの入口付近に置く. ひとり, 採血検査中だったので, しばらく運転席の横で立って待つ. 数分で私の番が来 たので, 荷物を後ろに置き, 袖をまくって両腕を差し出した. 「血管は…両腕 とも見えてますね. それでは左側から採血します. 太い方に刺しますねー」と いうわけで左腕に針が刺さり, 小さな試験管 1 本分の血液が採取される. 硫 酸銅水溶液による比重検査もパス. 献血回数が多かったので, それをチェック していた看護婦さん 2 人が無言で考え込んでしまったりしたけど…. 「今日 400ml 献血をされますと, 次回の成分献血は 2 か月後になりますが, 予定と かは大丈夫ですか?」 予定って何だ? ま, 自前で計算してるので, 予定は OK です (^^;
狭いベッドに横になって, 今度は右腕を差し出す. 横になると分かるが, バスって割と揺れる. 消毒をして, 硬いスポンジ製の握る棒を渡され, バスの 揺れが収まった頃合いを狙って針を刺す. 独特の緊張感. 「もう力を抜いてい いですよー」と言われたので, タイムトライアルは狙わずに, ぼーっとしなが ら抜いてもらった. 車内では, FM 大阪 (東京では FM 東京だろう) の「篠原 涼子のワイルドで行こう」が流れている. 違う意味で, 面白い番組だと思う :-p そうこうしているうちに採血が終わり, 針を抜かれて, バンソーコーが貼 られ, 止血のためにバンドが巻かれて, 採血終了.
受付をしたテントへ戻り, 問診票を受付のおじさんに渡すと, 中で休むよ うに言われた. そう, 2 台のバスのうち, 1 台は休憩用だったのだ. 中で缶 ジュースを飲んでいると, おじさんが献血手帳を持ってきてくれた. ジュース を飲み干し, ポケットティッシュを 1 つもらい, 止血用のバンドを外して, 車外へ出た. 外は朝からの雨が続いている. 天気予報では, 午後から雨みたい なことを言ってたのに…
さっきも言ったけど, 年間制限が効いているので, 次の献血は 12/25 以降, 多分東京で, うまくいけばまた 血祭 だ :-)
各方面から「今年の血祭は…?」と言われるようになり, 私が 重い腰を上げたのが 10 月も終わりの頃. 今年は, 以前に比べると WWW から遠ざかってたので, 全体の情勢というか総意が掴めず, まず適当にページを作って, それに事実と異なる点があれば修正して いきましょうというスタンスで血祭のページを作成. 幹事は, りょう☆ さん. 血祭用のチャットも作っていただき, 血祭関連の情報は そこに集約. そして, 11 月くらいに時間や場所を確定させ, 例年通り献血は個人で予約して下さいねーということで話を進める. しかし…
12 月上旬の
今後、開催はどうかご遠慮ください
という
「日赤関係者」の発言で, 現場 (?) は混乱. 私の目から見れば,
という 2 つの問題がごっちゃになり, 泥沼化. それを見かねた
大津
さんが
希望者を募って血液センターに団体申し込みを
行いたいと思います (幹事を差し置いて)
と
言い, 最終的には 14 人を 3 つの時間帯に割り振って SHIBU2 で献血できる
ことになった. そこに到る過程ではいろいろとあった (WWW にアクセスする
頻度が少ないせいもあり, 私はこの日赤関係者発言問題からは 1 歩離れたよ
うな立場にいたから「いろいろ」と一言で片付けられるけど,
当事者の中には一言で片付けられない人々がいることも聞いている) けど,
結果としては理想的な血祭開催になったのではないかと思う.
最後まで決まらなかった 2 次会幹事は, 終いには りょう☆ さんがヤると言い出したけど, 東京の宴会の幹事を道民にさせるわけにも いかないので, 私にやらせてもらった.
血祭開催の直近に,
ピロリ
さんから 血祭 1 次会前に集まって, 一緒に昼食を食べませんか?
という案内があり,
ピロリ
さん,
武士
さん, そして私の 3 人でプレ血祭決行. 集合時間の 12:30 ギリギリ
(少し遅れたかも :-) に SHIBU2 の 1F に行くと, すでに来ていた
ピロリ
さんと
武士
さんが呼び込みをしていた献血ルームの人と何かを話していた. 多分
その話し合いのおかげ (?) で, 医師の問診 & 採血検査までを
昼食前に行い, 荷物を SHIBU2 のロッカーに預けることができたのだろう (^^)v
久しぶりの SHIBU2 は, だいぶ様変わりしていた. 問診票に記入する 台の位置も変わったし, あの泳ぐ魚の映像が映し出されていた TV はもはや なかった. プレステなんかも置いてあるし, ドーナツの他にアイスクリームも ある. 新宿東を意識したのか? また, 後で聞いた話では, ベッドの数も 10 床 から 14 床に増えていたようだ.
問診票も, 表面が少し変わっていた. 「検査結果をお送りしても いいですか?」のチェック欄の位置が変わっていて, なかなか見つけられない (^^; でも, 裏面はこれまでと一緒でしたね.
医師の問診. 医師も, 2 人になっていた. 「書いてあることは間違い ありませんね〜」とか, 「消毒液にかぶれることはありませんね〜」とか 言いながら, 問診事項をチェック. 消毒液と言うだけじゃ, アルコールか 沃素かわからないねぇとか思いながらも, 「はい. はい」と答えていく. 血圧は 105/63 くらいで, 私としては全く OK.
続いて採血検査. 両腕を見せて, 右から検査用の血を抜くことに. その場での検査も, 特に問題はなかったようだ. 問診票をその場に置いて, 採血室を出る.
武士 さんの検査終了を待って, 外へ食事に. ピロリ さんがぴあマップで見つけてきた, 平日なら行列ができるという うどん屋さん. 私たちが店に着いたとき, 店内はいっぱいだったようで, 5 分くらい外で待ってから店の中へ. ピロリ さんは, 検査中に看護婦さんから「乳ビになるかもしれないから, てんぷらはやめといたほうがいいですよ」と言われたのにも関わらず, うどんにゲソ天を乗せていた :-p 武士 さんは若布 & 海草うどん, 私は若布うどん. おいしゅうございました.
昼食後, 東急ハンズで買いたいものがあるという ピロリ さんに着いていき, そして SHIBU2 へ舞い戻る. 14 時の, 少し前.
血祭の main event にして, 本名を知らない中で誰がお仲間かを 探さなければならないという, 最も緊張するときでもある血祭 1 次会. 結果として 14 時組全員と合流できましたが,
14 時半頃, 1 次会幹事の 大津 さんが, ひょっこり現れる. 全員の本名を知っている, 唯一の人. 先に 検査だけしたところ, 肝臓が悪くて献血できないことになってしまった. せっかく腕のところにカイロを張って, 血管を広げていたのに, 残念. これは, 正月も酒を飲まずに節制しないといけませんねぇ… (^^;
献血ルームは, 土曜日の午後の SHIBU2 とは思えないほど空いていた. 「SHIBU2 でこれなら, 新宿東やぶらっとでも入ってないんだろうねぇ」 などと話していたところ, ルームの人から「ベッドが空いてますから, もしよかったら先に献血しませんか?」と言われたので, トイレへ行ってから 採血室へ. 「何かビデオでも…」と言われたので, 「リング」を借りた. ベッドは, 武士さんの隣. 全血じゃなくても, 靴のままベッドに乗るように なっていた. ピロリ さんもこれが気になって看護婦さんに聞いたところ, 渋谷では脱いだり 履いたりするのが面倒な靴 (ブーツとか) を履いている人が多いので, そのようにしたんだとか.
今日は, 回数制限の都合で血漿献血. 腕に巻いたシールのバーコードと, 問診票に印字されているバーコードを, バーコード・リーダーで読み取る. 機械は Multi. 左腕を念入りに アルコール & 沃素で消毒したあと, 針が刺さって献血開始. 「何か お飲物は…」と言われたので, 少し迷ってカルピスソーダをお願いした.
「リング」とか「らせん」とかって, TV や他のルームでちょこちょこ 見てるんだけど, 何をどこまで見ているのかが全然わからない (^^; 今日, 「リング」を見たところ, 「リング」の少なくとも始まりの部分は見ていない ことが判明. あれ? でも今年の 6 月に 京都の献血ルーム で見たビデオも 「リング」って書いてあるぞ (?_?) ちなみに今日見た「リング」の始まりは, 高校生ら 4 人が謎の突然死, 松嶋菜々子がペンションでビデオを見つけ, それを見る. 松嶋菜々子の元旦那が部屋へ来て一緒にビデオを見る. 元旦那の 部屋へ松嶋菜々子がダビングしたビデオを持っていくと, そこに中谷みき (字は知らない) が現れる…というもの.
一方の採血は, 1 ターン目は順調だったけど, 2 ターン目は最初から 採血スピードが遅かったようで, ハート型のニギニギを渡される. 今回は 看護婦さんの監視がきっちりしていて, 採血しているときだけニギニギを 渡して, 返血になるとニギニギを取り上げてくれた (返血中にニギニギしない ように). こういうのは初めてだったので, ちょっとびっくり.
採血自体は 3 ターンで終了. 隣の武士さんも 3 ターンだったようで, 私よりも少し先に採血ルームを出ていった. 採血していない右手で血圧を 測り, 返血終了後に針を抜き, 止血のバンソーコーを貼って, 献血終了. ベッドから降りて, 問診票を受け取り, 採血ルームを出た.
そうそう, 15 時半組のメンバーは
次は, 16 時半組が来るまではメンツは増えないので, しばらく フリートークタイム. 夕方になって SHIBU2 も少しは混んできたけど, それでもソファーや椅子に座りきれないというほどにはならなかった. 私は紅いもアイスを食べたり, カルシウム入りクッキーを食べたり, カフェオレを飲んだり.
そうこうしているうちに, 16 時半組がやってきた.
あと, 骨髄提供を控えて献血不可な Niimi さんも, ビックサイトからの参加
結局 18 時まで SHIBU2 にいて, ルームの人に挨拶して, エレベータで 下へ. 大津 さんの点呼の後, いざ, 2 次会の会場へ.
血祭 2 次会は, JR 渋谷駅南口付近の居酒屋. 18 時半からの予約だった から, 少し早過ぎるかなぁ〜と思ってたけど, 2 次会から参加組はすでに 会場にいた. とりあえずは隔離部屋ということで, よしよし.
揃っていないけど始めてしまおうという私の思惑で, 飲物を注文 していたら, 舩津先生 とか 田峯 さんとかが来て, 雪之丞 さんだけがが来てないけど, 乾杯してしまう (^^; すぐ後に 雪之丞 さんが来て, 「遅くなってすいません」なんて言ってたけど, そのときは予定開始時刻の 18 時半前だった :-)
席順. 飛び入り参加した ( りょう☆ さんに拉致された?) 方は, 名前を忘れてしまった (ゴメン) ので, "+1" と表記 (名前, 教えて下さい). ONOJI さんと 佐倉井 さんは, 逆の可能性あり (^^;
+----------------------------------+ | 大津 | | べん +--+ ONOJI| |くま +--+ て ママ | | +1 | |奥嶋 | | 赤羽 武士 | | ピロ | |まみ | | 佐倉 やす | | 舩津 | |くさ | | Niimi ゆん | | 田峯 | |キー +--+ ☆ さと +--+ 雪 | | +-----------------+ | door +----------------+
例によって, 回数の昇順で自己紹介. 私は, 「来年は違う方向性 で献血をしていきたい」なんて言ったけど, 特に何も考えてません :-p とりあえず, 献血関連でやり残している仕事には, 例えば 献血日計算スクリプト の バージョンアップがあるのですが, 時間がなかなか取れなくて… (^^; 後は, 前々からやりたいと思っているのは, 検査結果を管理して, グラフなどを PDF で提供するとか…
例によって, 献血グッズの回覧. 新潟県赤十字血液センター のマスコットのブラット君の人形をいただいたり, 血祭チャットのプリントや, 「献血いっぱいやってえらい」という 表彰状とか.
例によって, Y. Harada さんから りょう☆ さんへ電話. みんなでかわるがわるお話. Y. Harada さん, そのうち会いましょう.
2 次会の終わりに, セキララ (月刊マガジン連載中) にならって, 献血でもらえる杯で 乾杯. これは, 新たな伝統 (?) になるかも. でも, この杯って あんまりお酒が入りませんね :-) ビールを入れるほうも悪いんですが.
というわけで, 2 次会はこれまで. 特に目立った仕事をしなくても, 幹事ってやっぱ大変なんですね. りょう☆ さんのサポートに多謝.
西へ帰る もりのへなそうる さん, むつみママ さん, Niimi さんと別れ, 赤羽 さんさんの前途を祈念して井の頭線の改札で 残り全員 で 見送った後, 暇な人 (?) で 3 次会. 何年か前の SHIBU2 献血オフミ (当時の呼称) で使った店へ行ってみるも空いてなくて, 別の店へ. 総勢 13 人. ちょっと (?) 狭かったけど, まぁいいよね (^^;
料理は, 団体だとコースしかダメっていうことで, 一番安いコースを. 北京ダックやショーロンポーとかが出てきた. 私の近所では, 来年の血祭の話 とか, りょう☆ さんのグチとか :-) 個人でページを作っていても, それがデファクト・ スタンダードというか公的な性格を持ってきたりすると, それに 対する接しかたは難しいと思うんですよ, 私も. あと, 日本人に顕著な傾向 なのかもしれないけど, 意見が違うからそのコミュニティから 出ていくというのも, 了見の狭い考え方 or 行動だと思う.
というような話をしているうちに, 常盤線組の最終が近付いてきたので, お開きに. プレ血祭からずっと一緒だった武士さんとは帰る方向も一緒 だった.
2000 年は, 多分, 私の献血人生の中で一番献血を頑張った年だと 思う. ギリギリのタイミングで 400ml を今年 3 回できたとか, 今年は 血小板が多くて血小板献血を 10 回もできたとか, そういうラッキーのおかげ だろう. 献血に関しては, 非常に充実した 1 年だった.
あとは, 生活環境が変わったおかげで, これまでとは違う文化圏 (?) で 献血できたことも, 2000 年のよかったことだ. 献血ルームも, その地方によっ ていろいろと特色があるので, そういう違いを見つけるのは楽しいものである.
2000 年第 4 四半期では, 献血は 10/14, 10/28, 12/30 の 3 回しかやっ ていない. これは 10/28 に 400ml をやったせいなのだが, このせいで, ガン ガン献血していこうという考えが, 私の中では希薄になってしまった. 2000 年第 1 四半期はガンガン献血していたので, 当然 2001 年第 1 四半期も ガンガン献血できる時期となる. 2001 年 1 月は土日もとても忙しくなる 予定だけど, 近場 (枚方市駅献血ルーム) でもいいから献血を継続して やっていきたい.
それでは 2001 年も, 21 世紀もよろしくお願いします. 医療の発達で, 21 世紀には献血制度が不必要になることを祈りつつ…
おたより, お待ちしています
sato.mshr@gmail.comCopyright (C) 2000 Masahiro SATO