もはや Tcl/Tk は使わなくなっ てしまいました (^^; Ruby/Tk は 便利で楽しく強力です.
Tk のコマンドの tk_getOpenFile
と
tk_getSaveFile
を wrap する 2 つのクラス,
TkGetopenfile
と TkGetsavefile
, そし
てそれらのスーパークラスの TkGetfile
が定義されて
ます. tkdialog.rb
に定義されている
TkDialog
クラスと同じような感じで, オープン用, セー
ブ用のファイル名を得ることができます.
詳しい使い方は tkgetfile.rb
のスクリプトを, オ
プションの意味は tk_getOpenFile
の man page を御
覧下さい :-)
これを作ったときには気づいていなかったのですが, tk.rb
の Tk.getOpenFile
, Tk.getSaveFile
でも
同じことができますね (^^; ただ, これらはファイルパターンの指定に
際し Tcl のリストを渡す必要がありますが, 私が作った奴は Ruby の
配列で OK.
Tk コマンドの tk_chooseColor
を wrap するクラ
ス, TkChoosecolor
が定義されてます.
上の TkGetOpenfile
のときと
同じで, Tk.chooseColor
の存在を知らずに
作ってしまいました :-) ま, Ruby/Tk の勉強ということで…
"Color chooser" という観点からいうと, Tk のデモに
ある tcolor
のように,
RGB だけじゃなくて
HSB も使える
といいですねぇ…
Tk コマンドの tk_popup
を wrap するクラス,
TkPopup
が定義されてます. TkMenu
オ
ブジェクトを指定するだけで, 簡単にポップアップメニューを作れま
す.
Tk コマンドの tk_messageBox
を wrap するクラス,
TkMessagebox
が定義されてます. 定型のダイアログボッ
クスでいいのなら, TkDialog
を使うより簡単です.
"MOuse Cursor viewer" といいまして, X で定義されてい
る (?) マウスカーソルの名前とその形状を調べるためのスクリプト
です. マウスカーソルの名前が書いてあるボタン (正確には
TkLabel
を raised
したものですが :-) の
上にマウスカーソルを持っていくと, マウスカーソルの形状がその名
前の形に変化します.
使うには, 1 行目の ruby
の実行ファイルと,
10 行目の cursorfont.h
の場所を正しく指定下さい.
おたより, お待ちしています
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