PostgreSQL で献血データベースを作ろう

整理するデータ

データベースを作るためには, 整理すべきデータを洗い出さなければなり ません. また, 後からちょこちょこデータの種類を増やしていくよりも, 「こ れは必要かな?」と思ったデータは, 初めから整理しておく方が楽だと思いま す. 献血データベースで整理するデータの項目として, ここでは以下のものを 考えました.

  1. 献血回数 (スタンプの個数)
  2. 実際の回数
  3. 日付 (YYYY/MM/DD)
  4. 献血の種類 (200ml, 400ml, 血漿, 血小板, 血漿+血小板)
  5. 献血ルーム名
  6. 都道府県名
  7. 所属する献血センター名
  8. ALT (GPT)
  9. AST (GOT)
  10. ガンマ GTP
  11. 総蛋白
  12. アルブミン
  13. アルブミン対グロブリン比
  14. コレステロール
  15. 赤血球数
  16. ヘモグロビン量
  17. ヘマトクリット値
  18. 平均赤血球容積
  19. 平均赤血球ヘモグロビン量
  20. 平均赤血球ヘモグロビン濃度
  21. 白血球数
  22. 血小板数
  23. 採血前の血圧 (上)
  24. 採血前の血圧 (下)

いっぱいありますね :-).

「献血回数」から「所属する献血センター名」までは, 献血するときにわ かる情報です. 「献血回数 (スタンプの個数)」と「実際の回数」の 2 種類が あるのは, 1995 年 4 月を境に献血回数の数え方が変わったからです.

「ALT (GPT)」から「コレステロール」は生化学検査結果, 「赤血球数」か ら「血小板数」までは血球計数検査結果といい, 献血後 1 週間くらいで送ら れてくるデータです.

採血前の血圧は, 正式には通知されるデータではないようですが, 献血手 帳の備考欄に記入されています.

という膨大 (?) なデータが, 1 回の献血で得られます. これでデータベー スを作ります. なお, 生化学検査や血球計数検査に関する詳細な説明は, 献血 後に送られてくる葉書に書いてあります. 興味がある人は, 献血リンク から関連す る情報が記載されているページを探すか, あるいは一度, 実際に献血 してみませう :-)



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