ディスクの中の住人たち (98-02)

Note PC に入れたアプリケーション達の記録です. make 待ちの空いた時間に書いてます.



1998/02/27

RC5-64 のクライアント ( rc56403-320-linux-x86-mt.tar.gz)

DES Challenge II が終了し, クラッキングコンテストは RC5-64 へ戻りました. 以前のクライアントは DES と RC5-64 の両方に対応しているので, そのままでも問題はなかったんですが, せっかくですので新しいクライアントと入れ換えました.


1998/02/25

CGI.pm (CGI.pm-2.37b26.tar.gz)

Perl5 で, CGI を操るときに便利なモジュール (っていうの?). 一部で 重い という評判もありますが, 多分今後は, CPAN に登録されているモジュールを使って Perl のプログラミングをするのが普通の姿になるのかなぁと思っています. そう思ったから入れてみたというのもありますが, もう 1 つの理由は, CGI::Cookie というモジュールを見つけたからです. 結構使い勝手は良さそうなんですが, いかんせん Perl5 は OOP. やっぱりきちっと勉強しないとダメかなぁ. いや, 本心は すんごく勉強してみたい んですが, 周囲の状況が許してくれないんです (^^;.

ちなみに, インストールは簡単. /usr/lib/perl5/man 以下にマニュアルをインストールしますので, MANPATH にこれを付け加えると, man CGI, man CGI::Cookie とかができるようになり, 幸せになれます.

libwww-perl (libwww-perl-5.20.tar.gz)

というわけで, libwww-perl という WWW 関連の Perl ライブラリ も丸ごと入れました (^^;. 快適に使うには, これ以外にもいくつかのモジュールを入れろ と書いてありましたが, とりあえず無視.


1998/02/24

XCircuit (xcircuit-1.7.tar.gz)

電気 (電子) 回路を描くためのエディタ. そんなに回路ばっかり描くわけじゃないし, 普通のお絵描きソフトでもいいかなぁと思いましたが, やっぱり, 一度試そうと思ったソフトは入れないと (^^;

MOS-FET を描くのを面倒に思い, ライブラリを見たんですがありません (;_;). やっぱり自分で追加しないといけないのでしょうか (^^;

インストールはお決まりの, xmkmf, make, make install, make install-man で OK. 多分 root さんの PATH には, /usr/bin/X11 が入っていないと思うので, PATH=$PATH:/usr/bin/X11 をコマンドラインから打って, それからインストールしませう.

ちょっといじってみましたが, やっぱり慣れません (^^;. 3 ボタンマウスを前提に設計されているようなんで… やっぱり普通のお絵描きソフトかなぁ… (T T)


1998/02/23

Namazu (namazu-1112.tar.gz)

昨日入れた Namazu のバージョンアップです. 前バージョンで私が感じた不具合が, 修正されているようなので, 再インストール.

(翌日の補注) 私が悩んでいた, 検索対象にしたいディレクトリを個別に指定する方法は, 未だにわかりません (;_;). 結局, 検索対象にしたくないディレクトリに, 排除規則を書いた .htaccess を置き, /home/msato/public_html/ 以下の全体を検索対象にしてみました. まぁ テスト だし, 今のところはこれでいいでしょう. なお, Namazu で実現した検索システムは, 一般公開していません (_o_).


1998/02/22

茶筌 (ChaSen) (chasen-sys1.51-dic1.5.tar.gz)

日本語の形態素解析をするソフトです. 「形態素解析って何?」 私も知りませんでした. 例えば「今晩はうどんを食べました。」 を解析すると次のようになります.

今晩      こんばん  今晩      時相名詞        
は        は        は        副助詞          
うどん    うどん    うどん    普通名詞        
を        を        を        格助詞          
食べ      たべ      食べる    動詞          母音動詞       基本連用形
ました    ました    ます      動詞性接尾辞  動詞性接尾辞ます型 タ形
。        。        。        句点            

すごいですね (^^;

Namazu (namazu-110a.tar.gz)

お手軽に, サーチエンジンを構築できるシステム. まだちょっと CGI の設定がいまいちなので, HTTP 経由では動かせず, プロンプトからしか動かせません (;_;). Apacheaccess.conf の設定が悪いのかなぁ (;_;).

(マニュアルを読んで補注) Apache のほうは, access.conf じゃなくて srm.conf の設定でした. これの, CGI 関連と思われる部分のコメントマークを全て外したら, /cgi-bin/namazu.cgi が動くようになりました. さらに Namazu のほうですが, Makefile 中の INDEXDIR を, Namazu の検索対象にしたディレクトリにして, 再び make, make install したら, 無事に動きました. ま, 検索対象にした文書量が少ないので, まだそれほど楽しくないですが (^^;


1998/02/21

Tgif のリソース設定

MacDraw (使ったことないです) に似たお絵描きソフト「Tgif」の, 初期設定を変更しました. 昨日入れた MagicPointUSAGE.jp を参考にして, GIF 画像を出力するときに, 日本語をきれいに出力するためのリソースを .Xresources に記述しました.

文字の大きさを 24pt にすると日本語はきれいになりますが, それ以下のときには (私の環境では) 文字がかすれます. 小さい文字を使うときには, 今までの設定のほうが良いみたいです. やっぱり FreeType を入れたほうがいいのかなぁ? それとも X-V かなぁ…


1998/02/20

VFlib (VFlib-2.22-PL8.tar.gz, VFlib-2.22-Patch9, VFlib-2.22-Patch10)

ベクトルフォントを使うためのライブラリ. 次のソフトのインストールに使ってみます. 本当は, VFlib を直接 X サーバに組み込んでしまえ ( X-V プロジェクト) とも思ったんですが, そういう大がかりなことはもうちょっと様子を見たいなぁと思い, ライブラリだけのインストール.

実は, /usr/local/lib/libVFlib.so* っていうやつが知らぬ間 (JE を入れたときかな?) にインストールされていたんですが, 今回の VFlib では, /usr/local/lib/libVFlib.a というファイルなどがインストールされます. 拡張子の soa の差は何? まだまだ知らないことだらけの Linux (UNIX) です.

ちなみに Linux でコンパイルするときには, Makefile 中の -DSYSV の前の # を外します. あと, /etc/vfontcap を使いたいので, VFCAP の定義も修正します.

MagicPoint (mgp-1.02a.tar.gz)

PowerPoint を連想させるネーミングですが, それで正解で, プレゼン用ソフトです. sample/tutorial.mgp を見ましたが, 感動ものです. 開発された方々には全く失礼な話ですが, 私の予想をはるかに越えた, 素晴らしいソフトだと思います. ビデオ出力をもつノート (もちろん Linux をインストール済み) を持参して, プロジェクタかなんかで大写しにして発表やったらかっこいいだろうなぁ (内容はおいといて) と思わせるソフト. これは, sample/tutorial.mgp を見るだけのためにインストールしたとしても, その価値があると思います.

で, どうやって mgp ファイルを作るのかなぁと思って中身を見ると, やっぱりテキストファイル (^^)v. エディタで, ちょちょいのちょいって編集すればいいみたい. データを編集するのに, 新しい操作法を覚える必要がないってのは, すんごくいいですね.

なお, This product includes software developed by WIDE Project and its contributors. です.


1998/02/19

LIBPCAP 0.4 ( libpcap.tar.Z)

計算機の通信をモニタリングするためのライブラリです. 圧縮ファイルを展開したら, libpcap-0.4a6 というディレクトリ名が付きました. 次のソフトをインストールするときに使います.

make だけすれば, あとの tcpdump のコンパイルには困らないようですが, make install, make install-incl, make install-man までやりました.

TCPDUMP 3.4 ( tcpdump.tar.Z)

文字通り, 通信した内容をダンプするソフトです. インストールマニュアルには, 信用できない奴には使わせるな と書いてあるくらい, 実は危険なソフト (^^;. 例えば POP サーバにアクセスするときにパスワードを送りますが, それをダンプされれば一発でパスワードが洩れてしまいます (^^;, でも, いまいち使い方が良くわかりません. そもそも, 私のようなユーザが, 目的をしっかり持って tcpdump を使う機会がどれだけあるかも謎ですし.

「そんなソフトが, ftp で簡単に手に入って大丈夫なの?」 と心配する方もいるかもしれませんが, こいつで解析できるのは, 自分のいるネットワークくらいなものです. つまり, こいつでパスワードを盗んでも, 内部の犯行だってことはバレバレ. 最近, オンラインデータが盗まれて名簿が流出なんて騒ぎが多いですが, 結局犯人は内部に出入りできる人間だったし. まぁ, インターネットの信用性なんて, そんなもんです. システム管理者になれば, メールだって覗けるんですから (^^;.


1998/02/14

PSGML ( psgml-1.0.1.tar.gz)

Mule (エディタね, そろそろしつこい?) に sgml-mode を付加して, 汎用の SGML エディタにする Emacs Lisp 群. これまでは, YaTeX (野鳥と読みます) 付属の Yahtml (Yet Another html-mode) を利用していました. しかし, HTML 文書の検証のために, 汎用の SP というソフトを入れた ので, HTML 文書の作成にも, 汎用のものを使ってみたくなり, これを入れました.

この文書で, はじめて PSGML を使っています. 便利だと思うのは, 属性 (タグのオプション) を指定するときに, 一覧表が出てくることかな? 結構面白そう (新しいソフトは, みんなそうかも) なので, psgml.info を参考にして, 使い込んでみようかと思います.

コンパイル時の注意としては, ./configure して Makefile を作ると, 私の場合, エディタの指定が emacs になりました (Slackware から emacs が, JE から mule が, 私のシステムにはインストールされています). Emacs で作成された elc は, mule では バージョンが違うので使えません と怒られます. ですから, できた Makefile 内の EMACS のところを mule に変更して, make, make install してください.

なお, .emacs/usr/local/lib/sgml/CATALOG などのファイルの設定もやりました.


1998/02/12

DES Challenge II のクライアント ( rc5des395-linux-x86-mt.tar.gz)

パスワードクラッキングコンテスト用のソフトです. 新しいバージョンが出たので, 入れ換えてみました. 今回は, JLUG チーム の勧めもあり, Multi Thread (mt) 版を入れました. 本来 mt 版は, 複数の CPU を持つマシン用のソフトなんですが, 1 つの CPU しか持たないマシンでも使用可能で, 更に通信中も解析を続けるという利点があります.

ちなみに DES Challenge II は, 最初のタイムリミットが来てしまったので, 賞金総額が半分になってしまいました (;_;). やっぱり参加 CPU 数が足りないのでしょうか… ちなみに次のタイムリミットは, 解析開始から 45 日後の, 日本時間 2/28, 2 a.m. 解析開始から 22.5 日で解析されたのは, 全体の 18% 程度だそうです. JLUG チームも, 解析スピードは 3 位に落ちちゃったし..

Amaya (amaya-LINUX-ELF-1.2.tar.gz)

W3C 謹製の, HTML エディタ兼ブラウザ. やっぱり日本語はダメ. でも, W3C が定める規格を先取りしているような感じ (testbed ってそういうことですよね) なので, 新しいもの好きな人にはお得かも (PNG, CSS, MathML, etc). Amaya 単体で文法チェックもできるので, タグの組合せで疑問があったら, 英語で 文書を作成した上で, Amaya で検証することも可能かな? Windows 版もあるようです.


1998/02/05

nsgmls の HTML 4.0 対応

SGML 文書の文法チェックを行う nsgmls で, HTML 4.0 の文書をチェックできるようにしました. どうやるのかわからず, イライラの日々を過ごしましたが, HTML 4.0 Specification のディレクトリにある,

を入手すれば OK. そして nsgmls を, カタログファイルを HTML4.cat として実行します. 日本語は EUC-JP しかダメなようなので, 私は専ら次のように使ってます.

% nkf -e foo.html | nsgmls -sB -c /foo/bar/HTML4.cat -

これで, HTML 専用パーサの weblint を卒業できました. でも, 入力には HTML 専用の yahtml を利用しているので, これも SGML 汎用のものに切り替えたいです.


1998/02/02

dvi2ps の設定など

プリントアウトだけは, 前に, Linux on IBM-PC 経由でできるようにしたけれど, それ以外はなにもしていませんでした. UNIX の世界では特にポピュラーな TeX という組版ソフト (雰囲気をいえば, HTML のように文章の構造を記述するワープロという感じ) の出力の dvi ファイルを, 印刷できる PostScript 形式に変換するのが dvi2ps (そのまんま). それが走るように, フォントなどの設定をしました. TeX に関しては, ASCII のページ が参考になるかもしれません.



うさぎうさぎ印

msato@iis.u-tokyo.ac.jp