ディスクの中の住人たち (2000-06)

周りの Linux Box に入れたアプリケーション達の記録です. 初めはそれだけのつもりでしたが, 最近はいろいろ書いてます (^^;



2000/06/18

Linux magazine 2000 年 7 月号購入

久しぶりに雑誌を購入. 特に読みたい記事があったわけ じゃないんですが, 世間様の動向を知っておきたいってのと, 4 つの distribution が付いているというのが, 買った理由.

下で入れた LASER5 Linux 6.0 なん ですが, X の kterm 上で shutdown させたら, 次から X の様子がちょっ と不審になってしまったようで, 私もいろいろ見てみたけど解決方法がわ からない (--;) 問題は X だけなんだけど, "Linux なんてこんなも の…" と友人に思われかけているのが悔しいんで, 雑誌に付いてる Vine Linux 2.0 でも入れ直してや ろうかと考えたり.

Vine Linux 2.0 (FTP 版) のインストール

というわけで, LASER5 Linux 6.0 を入れていた友人の マシンに, Vine Linux 2.0 をインストール. RedHat 系のインストールの 流れは LASER5 Linux を入れたとき に 掴んでいたし, Vine Linux 2.0 は X のバージョンが 3.3.6 のせいか ビデオカード (Savage4) を自動で認識してくれたので, 全く問題なし (^^). 問題といえば, 自動で作ってくれた XF86Config だと解像度が高過 ぎたので, それを vi でちゃちゃっと変更したくらいかな? あと, LILO はデフォルトで Windows を起動するように設定したつもりだったんだけ ど, 今はデフォルトで Linux が起動するようになっているので, それを 直すくらいですね.

2000/06/10

LASER5 Linux 6.0 のインストール

C 言語の勉強をしたいから Linux を入れたいという友 人に頼まれて, アスキーのムックに付いていた LASER5 Linux 6.0 を入れ てみました. 参考にしたのは, そのムックに書いてあった 3 ページほど の説明書きと, インストール中に表示されるメッセージのみ.

Win でブートディスクを作り, そのディスクを使ってインストーラを 起動. ここまではすんなりと行ったのだが, インストールタイプで「ワー クステーション」を選んだら, インストール先を勝手に決められてしまい, Ext2fs でフォーマットが始まり, 焦る. まずい, Windows を消したか? と思ったけど, そのパソコンには 2 つの内蔵 HDD があり, 一方は Win, 他方は空. そしてインストーラは偶然 (?) に空の方の HDD を選んでくれ たので, Win は消えなかった. How lucky!

パッケージのインストールが終わってから, ネットワーク, プリンタ, LILO の設定と続くが, 問題は最後の X の設定. 使用している Diamond 社のビデオボードが選択肢になかった. ビデオボードのチップを見ようと しても, ヒートシンクが邪魔をして見えない. Win でビデオカードに関す る情報を見ると, Savage4 とか書いてあったけど, よくわからない. 仕方 なしに, 「SVGA でいけるだろう」と根拠もなく安易に決めたら, X を試 しに起動したところで, 固まる (;_;).

リセット後, Linux を起動することはできたのだが, インストーラが 途中で止まってしまったのが気になったので, もう一度インストールし直 すことに. 今度は最初にカスタムを選択し, インストールするパッケージ とインストール先を手動で選択. さっきワークステーションでインストー ルしたときには, 16MB の /boot 用パーティッション, 64MB のスワップ パーティッション, そして残りが / に割り当てられているようだったの で, そのように設定. フォーマット & インストールの後, ネットワー ク, プリンタ, LILO の設定と続き, 問題の X. 実は X は一筋縄ではいか なかったけど, 何とかして最後に GNOME の画面が出てきたときは, 感動 (^^) 最終的に X のサーバは S3 用でうまくいきました. それにしても GNOME の起動は, Celeron 300MHz にも荷が重いのか? 立ち上がってしま えば, それほどストレスは感じないんですけどね.

Slackware 系以外の distribution をインストールしたのは初めてだっ たのですが, 私にとっては評価は微妙なところです. 確かにインストール は簡単なのですが, 今回の X のように, 選択肢にないようなものを使っ ているときにインストーラに頼らず自力で何とかしなければならないとい う場合には, どうやればいいのかというのがちょっと分かりにくいかなぁ という気がしました. Linux で実績のある有名なパーツのみで構成された 素直なマシンなら, 簡単にインストールできると思いますが.

さて, 今の X は実は解像度がちょっと高めでして, デフォルトでは kterm や Emacs の文字が少し小さい. これを何とかする一番簡単な方法 は .Xdefaults をいじることなんだけど, これも GUI な設定方法がある のかなぁ.



[うさぎ印] おたより, お待ちしています

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