和宏さんから, 再度, 台湾での献血 にまつわる画像をいただ きました
この度, 台湾を訪問し献血をして参りました. 今回は, 台北駅前の大型ビル, 新光三越 (現地資本の新光生命保険と 日本の三越が合弁で建てた高層ビル) ビル前に献血バスが来ていましたので, 外観の写真と撮ると共に, 献血の様子も写真に撮って来ました.(by 和宏さん)
バスは台北駅「車 {立占}」に駐車しています. 後ろ側に「入口」と漢 字で表記されています.
バス前部からの写真. ライオンズクラブからの寄贈のマークと 友誼號の表記も. 後ろを走っているのはタクシー. 台北のタクシーは黄色一色 で目立ちます.
後ろから見た所. 後ろに見える赤い看板の「新光三越」は台湾の新光 生命保険と三越 (もちろん日本の三越です) の合弁で作った, 40 階を越える 高層ビルの看板です.
バス出口の注意書き. 献血出来ない人の例です. 上から,
大体判りますよね。
バス入り口. 本日必要な血液量の表と上車門の表記.
バスに乗ると最後部が面談室. 問診票を記入後, ここで面談を受けて, 検査採血 (人差し指の先から採血しま す) して, 献血の可否を決めます. 看護婦さんの左手奥にぼんやり見えるカー ドは中華民国 (台湾) 国民全員が持っている身分証. ここでも身分証明が無い と献血出来ません. 外国人の場合は当然パスポートになります.
問診票. 注意書きには, 「自分の病気を知って他人に感染させた場合, 7 年以下の懲役, 未遂も罰する」と, 多少物騒な表現も. 採血方式は, (バス なので) 全血の 250ml と 500ml の 2 種類. 質問にある「愛慈病」とはエイ ズのことです.
問診票の裏です. 全部漢字なので大体は理解できると思います. 「民国 69 年至 85 年…」中華民国 (台湾) では, 年号 (日本で言うところの 元号) には「民国◯年」という使い方をします. 民国元年は辛亥革命の 1911 年, 民国 69 年というのは、西暦 1980 年のことです。
看護婦さんが問診票を確認しています. 判りにくいのですが, 写真左 下のパソコンに台湾赤十字のデータベースに登録してある情報と照合していま す. 当方の場合, 「パスポート番号で登録してあるはずだから…」と伝えパス ポート番号で検索したが反応無し, 漢字の姓名検索でデータベースから回答が 来ました. さすが漢字の国です (私の場合, 過去に台湾で献血歴があるので, データベースに入力されています).
バス内の献血スペース. 右腕採血と左腕採血のソファが配置されてお り日本の雰囲気と同じです. 靴は履いたままです.
違う側の献血スペース. これも日本と似た雰囲気.
台湾でも医療廃棄物の管理は慎重ですね.
採血, この辺は日本と同じです. ただし, 握り棒 (あの赤いゴムみた いなやつ) が無く, 「看護婦さんが力を入れて下さい」というところは改善の 余地あり?
採血後, バス前方の休息スペースからの写真です.
休憩スペースにはエイズ注意の掲示が.
休憩スペースには, 年間献血量, 献血間隔の注意書きが…. 献血時に は身分証明書原本, (運転) 免許証, 健康保険証が必要とも書いてあります.
日本にもある, 「良心回電 (電話) 」のチラシを渡されました.
良心回電の裏側. エイズ検査所の一覧もありました.
献血後の栄養補給にお茶とクッキーがありました. お茶はパック茶, クッキーは 2 種類. 注意書きには, 500cc 献血はクッキー 4 個まで, お茶は 2 パックまで, 250cc 献血はクッキー 2 個まで、お茶パック 1 個とありまし た. 日本は大半が食べ放題 (?) なのですが…. あと, 新光三越百貨店地下喫 茶室 (宜蘭……という特定の店) の50元 (約 200 円) の金券も頂きました.
休憩スペースの反対側, バスの運転席です. 右側に出口. 台湾は右側 通行ですからね.
今回の供応品は中国式の箸とスプーン. 中国らしく, 箸も金属です.
おたより, お待ちしています
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