グリーンランドでの献血

和宏さんから, グリーンランドでの献血 にまつわる画 像をいただきました

旅行でグリーンランドへ行くことが出来ました。 そこで、献血できないか、とも思いつつの旅行でした。 日本からグリーンランドへの直行便は無いので、どこかで乗り換える 必要があります。フランクフルトでの乗り換えとなりました。

Frankfurt(33k)

写真はフランクフルト旧市街、レーマー広場、 くつろぐ市民や、大勢の観光客でにぎわっています。 この一角に観光案内所があり、そこでのやりとり…

予想外の質問にいぶかしげな顔、こちらの英語が通じて いないのか、もう一度聞いてみました。

そうすると、何やら本を取り出し調べ、地図で場所を示してくれました。 電話番号も教えてくれましたが、最後に彼女が一言

ということで、フランクフルトでの献血は失敗に終わりました。

そして、チャーター機を乗り継いでグリーンランドへ(まずカカルトクへ) 次にシシーミットに訪れました。

Kakarutoku (9k) カカルトク
Sisimiut 1 (5k) シシーミット
Sisimiut 2 (38k) シシーミット
Sisimiut Red Cross (33k)

さて、シシーミットの赤十字(写真、デンマーク語表記だとこうなるのですね) を訪れて、「献血をしたい」と言うと、係員は

と病院の場所を教えてくれました(こちらのひどい英語でも応対してくれました)。 言われた通りに行くと、最初に見えてきたのが、十字架。 墓地です。

Sisimiut Hospital (32k)

その奥に病院があるのは、効率的というか何というか、まあ日本人とは 感覚が違うのでしょう…

さて、病院に訪れ、「献血したい」と言うと、看護婦さんが「医者に用事があるの ですか?」 と逆に聞き返されてしまいました。 いきなり、外国人が怪しげな英語で「献血したい」と言われても、 当惑するのが当然なのでしょう。 そうのうち英語が流ちょうな看護婦さんが現れ、こちらの意図を説明すると、

とやんわりと断られてしまいました。

日本でも、献血時の身元確認が厳しくなっていますが、流石に医療先進国の デンマーク領グリーンランド、身元確認が厳しいものだ、と痛感いたしました。 その後、世界遺産のイルリサート氷河を見物して、帰国いたしました。

Illulissat (17k)



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